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日記 2023/7/29-8/2

7/29(土)

(1)

夜行バスに乗車。悪夢から覚めたら赤城高原SAだった。外に下りると空気が冷えていて, やたらヒグラシが鳴いていた。

(2)

フジロック到着。
開場まで隅で寝て, 開場後も田代会場まで移動して寝ていた。

夜, Slowdiveを観た。
1曲目 Slomoは, 穏やかなギターから始まって, 段々と音が深くなり, そして最後の轟音に繋がっていく。

男女混声, 深いリバーブと角になるベース, ダイナミクスの振り幅を大きく取るギター。リズムはかなりルーズ寄り
確かにこれは発明だったんだなと思う。

ライブ中, 轟音パートも展開/ギターの音色/重ね方とバリエーションが多彩なことに気がついた。ある種音源で聴くよりもずっと複雑に聞こえて来る。
最後のGolden heirの長いアウトロが鳴り終わるまで終始圧倒されていた。


7/30(日)

(1)

フジロック2日目。昼間はJOHN CARROLL KIRBYを聞くなど。めちゃ良かった。

その後もホワイトステージとレッドマーキーの行ったり来たりで, それなりに体力を消費する。
そして夜, ホワイトステージの大トリ Weezerを観た。1曲目 My Name is Jonasの時点で, “本物のWeezerじゃん, 実在するんだ…” と変に感動してしまった。

Weezerを聴くと, 帰省から下宿先のアパートにリターンする途中の風景を思い出してしまう。なぜか決まって, ブルーアルバムは東海道線岐阜駅, ピンカートンは北鉄バスの車窓から見える金沢市街の風景。あれはどうしてだろう。

また別の話。
QOOLANDというバンドに「ブルーアルバム」という曲があって, 途中 My Name is Jonas の引用が入る。
サビで歌われる「近すぎても駄目 遠すぎても駄目」という音楽愛を, 僕はいつまでも正しいと思っている。

アジカンといい, 大学はじめまで好んで聴いてきた”邦ロック”というジャンルには, Weezerの系譜という側面も含まれているように思う。
そう考えると自分は孫, 曽孫の世代に当たるわけで, Weezerを聴くと, 祖父母に会ったときの”他人のような肉親”という不思議な懐かしさを覚えてしまう。


7/31(月)

(1)

夜行バスで帰ってきてそのまま仕事へ。意外と元気だったが, 流石に夜は疲れてしまった。


8/2(水)

(1)

the band apart 「8月」を聴く。

最近知ったが「8月」が収録された「街の14景」がspotify等のサブスク未配信なのは, 権利関係の問題らしい。手元にCDはあるし, 聴く分には困ってないんだけど, やっぱり解消されて欲しい。


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