見出し画像

中毒というものの恐ろしさ

パチンコ中毒、ニコチン中毒、スマホ中毒、動画中毒の怖さ

最近、ジムに通い始めて実に健康的に動き回っていて久々のウェイトトレーニングでベンチプレス80キロ、レッグプレス152キロ出来て良かったです。

このように今は健康的にジムやロードバイクやピアノをやっている自分ですが少し前から一つ悩んでいるものがありました。それは『動画中毒』
実際、本当の動画中毒の方に比べたら自分なんか可愛いものでしょうが、それでも自分は自分自身を動画中毒と思っています。
具体的には「ネットフリックス」と「YouTube」の二つ。

典型的な次の動画、次の動画、とわんこそばのように動画の世界を泳いでるわけではなく一度見た動画を一日2、3回見ることが多いのです。
何故か違う動画はなく一度見た動画。

今までも動画依存症と思って辞めようと努力していたのですが出来ていなかったのです。地味に見る時間は確実に減っているとは思いますが、完璧には絶てないんです。

今日はそんな自分にあるキッカケがありました。
自分の好きな作家さんで夢枕獏さんの「餓狼伝」という格闘技作品で、ある流派の宗家の娘さんが強盗に強姦にあってしまい、その宗家の弟子が現場を見つけて強盗を投げ技で殺害してしまうのですが。
自分はそこで強姦をする人間のそんなクズの心理はなんなのだろうかと調べました(ここで既にネット中毒になってます)そうして行き着いたのが、漫画『連ちゃんパパ』という作品。

クズのド底辺のパチンカスの最低男のお父さんの話なのですが、パチンコに依存してしまうのですね。自分の最低な奥さんの影響で、ドンドン沼に入っていって、いよいよ様々な沼の沼に入る途中で息子を保護するという女性教師が現れるのです。しかし、その父親は息子を借金取りのご機嫌伺いのために息子を返してもらう為に仮病を使って女性教師の部屋に潜り込み挙句の果てに強姦。その上、その女性は処女。酷く胸糞が悪かったです。イラストが可愛らしい絵なのに中身は悪夢みたいな内容です。

それでその女性も色々問題があって、宗教狂いみたいなところもあって……色々問題が起きるのです。しかし、一番はパチンコ中毒を止められない恐ろしさ。自分はその漫画が胸糞悪すぎて途中でギブアップしてネタバレで最終話のあらすじを見たら、パチンコ屋なんてない辺境の田舎で農家としてやり直す(その近くに新しくパチンコ屋が建築予定という立て看板が秘かにある)という話で終わります。

恐ろしかったです。だから自分は依存症じゃなくて中毒なんだって分かりました。

この恐ろしい漫画のおかげで吹っ切れて動画中毒を止められそうです。それくらい中毒の恐ろしさを知りました。

科学的には何故、動画中毒やパチンコ中毒になるかというと、「光」と「音」です。あのパチンコのキラキラした光や動画の光が音が脳のドーパミンを発生させて止まらなくなるそうです。
中毒は一度なると辞めるのに死に物狂いです。喫煙もそうですね。ニコチン中毒。

中毒とは恐ろしいです。
自分はここまでメカニズムも知り反面教師的なものもみて決意できました。

『連ちゃんパパ』は可愛い絵とは裏腹にとてつもなく邪悪極まりない内容なので読む時は自己責任でお願いします。中毒とは恐ろしいです。

もしよろしければサポートをお願いいたします。頂いたサポートはクリエイト活動の向上に使わせてもらいます。