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パターン別!pastureでのプロジェクト設計方法

契約企業様向けにpastureでの最適なプロジェクトの設計方法をご紹介いたします。
「プロジェクト」とは、企業ユーザー・パートナーを招待しタスク・請求書のやり取りを行う共有フォルダとご理解ください。なお「タスク」とは、パートナーへの1依頼単位を指します。

1.プロジェクトの設計方法にかかわる要素

まず、プロジェクトの作成ルールを検討するにあたり、考慮すべき要素について説明します。

1-1.役割による閲覧範囲の制限
pastureでは、企業ユーザーに「役割」を設けています。役割によって閲覧できるプロジェクトの範囲が異なりますので、情報管理の統制をとることができます。例えば、マスタとオーナーは全てのプロジェクトを閲覧できます。メンバーは自分がアサインされているプロジェクトのみ閲覧できます。

役割について詳しくはこちら

※同じプロジェクトに入っているパートナー同士は、タスクや請求書を相互閲覧することは出来ません。

1-2.承認フローの設計
pastureでは、発注・検収・請求書の受領の際にそれぞれ承認フローを設定できます。承認者(上長・経理)はプロジェクトごとにそれぞれ1名のみ設定できます。

発注の承認機能について詳しくはこちら
検収の承認機能について詳しくはこちら
請求書の承認機能について詳しくはこちら

1-3.予算管理機能の活用
pastureではプロジェクトごとに予算設定ができます。タスクを集計し、プロジェクトごとの発注金額をリアルタイムで把握できます。

予算機能について詳しくはこちら

1-4.CSVデータの活用

pastureでは、タスクや請求書データをCSVエクスポートできます。各CSVにプロジェクト名やプロジェクトIDが紐づいているため、データ集計や外部システムへのつなぎ込みに活用できます。

CSVエクスポートについて詳しくはこちら

2.具体的なプロジェクトの設計方法

2-1.組織体制にあわせた組み方
よくある分類方法:事業・部署

組織体制にあわせてプロジェクトを設計すると、閲覧範囲の統制や上長承認をスムーズに設定・管理できます。さらに一目で部署ごとの予算がわかるため、経営企画部門が予実管理するには最適です。
メディア運営企業の編集部では、さらに細分化して媒体の月号で区切ることもあります。

たとえば、上段が事業部ごと、中段がメディアごと、下段がメディアの月号ごとの割り振りイメージです。
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必要になります。「プロジェクトのコピー」機能を使えば、プロジェクト情報を引き継いで簡単に新規のプロジェクトを作ることができます。

プロジェクトのコピーについて詳しくはこちら

2-2.案件に合わせた設計
よくある分類方法:クライアント、クライアント案件

案件ごとなど、特定の切り口で予算や納品状況を管理するクライアントワーク中心の企業で、多く取り入れられる設計方法です。
現場担当者が予算やタスク状況を一目で確認できます。

たとえば、上段がクライアントごと、下段がクライアント案件ごとの割り振りイメージです。
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2-3.CSVデータの活用を前提とした設計
よくある分類方法:顧客管理システムや会計システムのコードごと・支払いサイトごと

タスクや請求書などpastureで出力されるCSVデータを外部システムに取り込む際、振り分けやコードの紐付けにプロジェクト名を活用できます。会計システムであればプロジェクト管理番号、顧客管理システムであれば顧客ごとのユニーク番号をプロジェクト名にするケースもございます。

たとえば、上段がプロジェクト管理番号ごと、下段が顧客番号ごとの割り振りイメージです。
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なお、外部システムへのデータつなぎ込みに関しては、様々な要素が関係します。詳細についてはデータエクスポートについて、こちらをご覧ください。

まとめ

今回はパターンごとのプロジェクトの設計方法を説明しました。pasture導入の目的や発注管理の体制により最適な方法は変わります。プロジェクトの最適な設計の参考になりますと幸いです。