心象世界の中に棲む少女たち

「あなたの心象風景はどんな感じ？」のような問いに、アファンタジアの私は適当なことを応えてた。実際に光景が視えるわけではないので。他の人も、そういう風景が心のなかにあるというより、懐かしい風景とか、記憶に強くのこっているものを応えているのだろうと思っていた。

心の眼をもたないアファンタジアである私には、心象風景があったとしても視ることはできない。

けれど最近の実感としては、やはり心象風景は私のなかにあるらしい。
何となく好きな絵を描くとき、蒼っぽい色になってた。写真とかも、早朝の蒼さに沈むような色調が好き。視たこともないはずの心象風景に似た光景を、心のどこかは常に探していたようだ。

心象風景はどうやってアファンタジアの私に刻まれたのか。
寒冷地に生まれ育った。寒すぎて雪は少ない土地柄だった。雪よりは氷。
雪の蒼さよりは、氷の蒼さ。この辺りが関係しているのかもしれない。

でも、蒼さに惹かれる反面、強く反応してしまうのは水色。
私の心象風景は水色に近い？

AIイラスト生成にハマって、日々、好きなように生成しているけど。pixivとかの「お題」が練習には丁度よさそうなので毎回生成してみてる。

その中で、好きな光景、どうでも良い光景、かなり好き嫌いは分かれる感じ。

AIイラスト生成　魔法を使う

AIイラスト生成　夏の記憶

AIイラスト生成　花の魔法陣

この辺りの「水色の絵」として生成されたAIイラストに、好き嫌いとは別に、心は強く反応した。

最近は、自分でも意外なのだけど「ちびキャラ猫耳少女」が好きらしいと分かった。

AIイラスト生成　ちびキャラ猫耳少女

水色の絵と、ちびキャラ猫耳少女たち、宝石や香水の擬人化。この辺り、強く興味が惹かれる。そういう惹かれる方向へと、徐々に生成するイラストが変容して行く。まだ、私の個性、というほどのものは出てこない。
でも、この興味を惹かれる方向を目指せば、かつての私が「描きたかった絵」が明らかになるのかも。

私の心象風景は、水色で、ちびキャラ猫耳少女たちが棲んでいる。
ちびキャラ猫耳かは謎ながら、それとは別に、少女が棲んでいる。
長い髪を風に靡かせる。髪は白か水色か。青い花が咲き乱れる。

心象風景に近い？

AIイラストはPixAIで生成。