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どうやって文章にするのか

どうやって書くか。どうやって書いているのか。自分でも謎な部分が多い。

映像で物語が降ってくる、という物書きさんは多く、私はとても憧れている。
という私にも、ヒラメキは落ちてくる。
でも、会話の断片、シーンの断片。それも、映像ではなく、モノローグで。前後関係は謎。どの物語か、分からない。でも、未来のためのヒラメキなのよね。
実際、現在書くものは、10何年前くらいのヒラメキからのものが多く、そうして書きながら新たなヒラメキを拾い集める。

小説の形にするのには、石膏デッサンする感覚に似ている。文字を、文章を、掘り起こす感じ。特に新しい物語の書き始めは、メモをつなぎ、合間を埋め、書くというより延々と推敲のときのような書き足しをする。
書いたものを削る、という作業には私はほとんど縁がない。ひたすら書き加える。

だから処女作は、最初に書いたときからできあがりまで、10年かかっていた。中編なのにも関わらず。(最初は8000字くらいの手書きの短編だった)

調子の良かったときは、連載中なら、3000字くらいは1時間で一気に書けてた。もちろんメモや、軽いプロット的なものは用意が必要だけど。それは可能になっていたし、結構フロー状態で書いてたなぁ。

不調なときにどうするか、というのは難儀な問題ね。



AIイラストはPixAI-Rosebudで生成。

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