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初めてのパステルアートに使うパステルはどれを選ぶ?目的別パステルの選び方

「パステルアートを始めたいけど、どんなパステルを買ったら良いかわからない」「ちゃんとしたパステルを買おうとするとけっこう高いけど、安いのでも大丈夫?」

そんなあなたのために、目的別パステルの選び方をご紹介いたします。


とにかく安く買いたい場合

お試しなのでとにかく安く買いたいあなたには、おなじみダイソーの100均パステルをおすすめします。
100円なのに18色も入ってて、子供と一緒に使って折れたりなくしたりしても財布が痛まないため、惜しみなく使えます。

短所としてはすぐに減ることと発色の悪さ。なにしろ格安なので普通のパステルに比べて軽くて柔らかいため、網で削るとすぐに無くなります。
色もイマイチなものが入っていたり、色止めスプレーをかけると薄くなってしまうことも。
またお店に必ずしも置いてあるとは限らないため、地域によっては手に入りにくいかもしれません。
あくまでもお試し用で、パステルアートがどんなものか知ってみたい方にはおすすめです。

ダイソーのパステル(昔のバージョン)

また「もう少しお金を出しても良いよ」という方には、比較的低価格なムンギョのソフトパステルも使いやすいです。
64色も入ってて、1500程度で買うことができます。
こちらは100均パステルとは違い、発色がきれいです。描いてて満足感が違うと思います。

ただ残念なのは単品買いができないこと。1本だけなくなっても補充することができません。
またパステルアート業界では公式的なパステルではないため、資格を取るときや他のインストラクターさんが開発したモチーフを習いたくなった時には、パステルを買い直す必要が出てきます。

本や動画を参考に描いてみたり、なんとなく思いつくまま描くなど、あくまでも自分ひとりで楽しむための用途として使うのであれば、とても優秀なパステルだと思います。

パステルアートの資格を検討中のあなたには

おすすめはヌーベルカレーパステル48色セット一択です。主要なパステルアートの協会はほとんどこれを使っています。
自分で自由に楽しむだけでなく、インストラクター資格を取ったり、資格は取らずとも誰かの描いた絵を習うという可能性があれば、最初からこのパステルを買っておけば間違いありません。

初めて買うにはコストがかかりますので、どうしようかなーと迷うところだと思います。習ってみたものの「自分には合わなかった」と途中でやめてしまう可能性もありますからね。
「そうなったらメルカリで売ればいいかー」と腹をくくって買うのもありです。あ、中古品でも良ければメルカリで安く買えるかも~!

ちゃんとしたパステルを試しに安く買いたいあなたには

資格取得とか習うかどうかはおいといて、最初からちゃんとしたパステルを少しだけ買って試してみたいなら、ヌーベルカレーパステル12色セットをおすすめします。

ピンク色が3本もあったり、標準的な緑がなかったりなど、かなり偏った印象があるかもしれませんが、混色することである程度カバーできます。

既存のモチーフを習って描くには色が足りなさすぎて向きませんが、たとえば曼荼羅アートなど「自分で色を選んで描けるモチーフ」であるなら、12本でも十分楽しんで描くことができます。

私が作っている通信講座テキストですが、ご関心があればこちらをどうぞ。
12本セットでも描けるようになっています。
初心者のための曼荼羅アート通信講座
パステル翼アートお試し講座

初心者のための曼荼羅アート通信講座のモチーフ
パステル翼アートお試し講座のモチーフ

後になってから「やっぱり48色セットが欲しい!」となったら、追加購入もできます。その場合は12色セットA24色セットBを選びましょう。

まとめ

最初に買うパステルとしてのアドバイスをいろいろ書きましたが、まとめてしまえば、「とにかく安くならダイソー」、「習いに行くつもりがなくてお安く遊びたければムンギョ」、「資格を取ってみたい・続くかどうか心配だけどいつか通信講座などでも習ってみたいならヌーベルカレーパステル48色セット」、「お試しでもちゃんとしたパステルを使ってみたいならヌーベルカレーパステル12色セットB」が良いと思います。

安心してパステルアートを楽しんでくださいね☆

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