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【中日ドラゴンズ】 #春ドラ2020について 指名編

こんにちは、pasta(@pasta_lgm)です!

今回の記事では、私が中日ドラゴンズ担当として参加させていただいた
ブラウンさん(@ut1057)主催の”春ドラ2020”という仮想ドラフトについて振り返っていきます。
今回のドラフトはサポーターとして、しろさいさん(@shirosai_dra)にご協力いただきました。
ブラウンさん、しろさいさんをはじめ春ドラに関わる全ての方々に感謝したいと思います。本当にありがとうございました!

仮想ドラフトの概要や参加した感想、今後参加してみたい方へお伝えしたいことなどは以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧になってみてください!

現状の戦力分析、補強ポイント

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▼投手
全体的に駒不足
数字を見ると昨季の成績は悪くなかったように見えますが、選手の力量というよりも首脳陣の運用によるものが大きい印象です。

先発
先発候補は笠原、小笠原、梅津など複数人いますが、計算できる先発は大野、柳以外にいないのは大きな問題であると言えます。
1年目からローテーションに入ってくれるような即戦力先発投手が欲しい

中継ぎ
要であるロドリゲスが抜けるため中継ぎ事情が苦しくなると思われます。先発同様候補自体はいるものの、信頼できる中継ぎとなると多くはありません。
1年目からブルペンを強化してくれるような即戦力の中継ぎ投手が欲しい

その他
・変則投手がいると面白い
・22歳以下の世代で左腕が少ない(垣越のみ)

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▼野手
スタメン選手に大きな穴はないものの、控え選手が気になる
スタメン野手は攻守ともに12球団でもトップクラスであり、得点力不足も打順の組み替えなどである程度は対応できると思います。

捕手
昨季ドラフトで郡司を獲得し、2軍でも石橋が順調に成長しています。加藤に木下、大野、桂など十分数は揃っている状況です。
→補強する必要性は少ない

内野手
ビシエド、阿部、高橋、京田と絶対的なレギュラー揃っている反面、控え選手の層が薄い感は否めません。実績のある控えが堂上ぐらいしかいないので、怪我人が出ると一気に戦力が落ちる可能性があります。
ただ、石川駿、三ツ俣、溝脇などもいるためその点を考慮しなければなりません。(中途半端な補強だとこの3人と役割が被る可能性があります)
補強が急務なポジションはないものの、内野を守れる即戦力がいるとより選手層に厚みが出る

外野手
ライト平田、センター大島、レフト福田(orアルモンテ)という強力な布陣です。ただ、内野手同様レギュラーと控え選手の実力差が大きいので、怪我人が出ると一気に戦力が落ちる可能性は否めません。平田は怪我が多く、絶対的レギュラーの大島がいつ成績を落としてもおかしくない年齢に差し掛かっており、選手寿命を伸ばすためにも休ませながら使う必要が出てくると思います。
大島の今後を考えると、センターを守れる即戦力がいた方がいい

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その他
・テラス導入を見据え、ポジション問わず飛ばせる選手が欲しい
・ファームに期待の若手選手が多いので、じっくりと育てたい
→チーム事情で焦らせないためにも、即戦力で1軍の選手層に厚みを出したい

ドラフトの方針

▼投手
・大学生、社会人の即戦力先発
・大学生、社会人の即戦力中継ぎ

・大学生以下世代の左投手(先発、中継ぎ問わず)
・変則投手(先発、中継ぎ問わず)

▼野手
・大学、社会人の即戦力外野手(センターを守れる方が望ましい)
・長距離打者(カテゴリ、ポジション問わず)
・二遊間のバックアップができる即戦力内野手

▼その他
・即戦力投手が豊作なので上位は基本的に投手で行く

・仮想ドラフトならではの遊び心で地元枠も確保したい

目標:昇竜復活 何としてもAクラスへ
野手陣はここ数年で一番戦力が揃っており、投手陣も近年のドラフトの成果もあって徐々にピースが揃いつつあります。今年のドラフトで投手陣を中心に即戦力を確保して戦力層に厚みを加え、何としてもAクラス入りを目指したいところです。
また、落合政権時に失敗した世代交代のために、将来主軸を担ってくれるような選手を確保して2014年ドラフトのようにカテゴリが偏らないようにしていきたいです。

指名選手について

指名結果一覧です

ほぼ事前に打ち合わせした通りに指名することができました。即戦力二遊間や若い左腕を指名できなかったのは残念でしたが、優先度の高い補強ポイントは押さえられていると思います。
奇数順位に地元ゆかりの選手が多いのはたまたまです笑

1位 栗林 良吏(トヨタ自動車) 投手 右投右打

今年のドラフトにおいて、彼以外の選択肢があるでしょうか。ドラゴンズにとって最も必要な即戦力先発かつ地元出身というプラスアルファまであります。もともと即戦力先発の中では最上位の評価であったため、1位指名することに何のためらいもありませんでした。
指名公言したのは、公言すれば他球団が選択肢から外してくれると考えたからです。結果は予想通り単独での指名に成功!
万が一競合し外した場合は、①早川(早稲田大)、②伊藤(苫小牧駒大)、③山崎(東海大)、④藤井(JX-ENEOS)、⑤佐藤(慶応大)、⑥村上(東洋大)という優先度を決めて残っている選手から選択する予定でした。

2位 藤井 聖(JX-ENEOS) 投手 左投左打

1巡目が右腕だったので、2巡目は左腕を優先して①藤井、②佐藤(慶応大)、③山崎(東海大)、④村上(東洋大)という優先度を決めて指名巡を待ったところ藤井が残っていたのでそのまま指名しました。
高校時代は鈴木博と同じ静岡県を代表する投手で対戦した経験もあり、大学時代は梅津と同期という経歴の持ち主なので、そんな男がチームに来るとなれば彼らにとっても藤井にとっても良い刺激になるはずです。
力強い速球を武器にリリーバーとして、1年目から活躍してくれることを期待したい!

3位 逢沢 崚介(トヨタ自動車) 外野手 左投左打

狙っていたセンターを守れる外野手の即戦力選手です。投手を2人連続で獲得したためバランスを取るためにも、ここで野手を獲得する予定でした。
優先度としては、①逢沢、②五十幡(中央大)、③元山(東北福祉大)、④今川(JFE東日本)という感じです。逢沢と五十幡がセンターを守れる外野手の中でも抜けていると評価しており、その二人が指名されていれば両翼タイプの即戦力外野手の今川や即戦力二遊間の元山を指名する計画もありましたが、元山は1位で指名されましたね笑

4位 山村 崇嘉(東海大相模) 内野手 右投左打

1、2、3位で狙っていた通り即戦力選手を獲得できたので、残っている選手の中から将来を担う大砲候補を獲得しようと思い、山村を選択しました。
現時点で高校通算44本と、飛ばす技術とパワー兼ね備えており、私が愛する中村晃(ソフトバンク)にパワーをプラスしたような存在になって欲しいです!

5位 元 謙太(中京学院大中京) 外野手 右投右打

この指名巡は地元枠に使いたいと考えており、佐々木(県岐阜商)か元を指名したいと思っておりました。佐々木の方が優先度が高かったのですが、直前で指名されてしまったので、元一択になりました。もし実現すれば、根尾、石川に続き3年連続のドラゴンズjr出身選手のドラゴンズ入りということで、話題性を考えると元で良かった気もします。
昨年の夏の甲子園で逆転満塁弾を放つなど、チーム初のベスト4入りに大きく貢献しました。そのパワフルな打撃をぜひナゴヤドームで見てみたいですね!

6位 中内 亮太(東亜大) 投手 右投右打

投手をあと一人欲しいと思い指名しました。地方リーグで知名度は低いかもしれませんが、私の推し選手の一人です。変則投手要素もあります笑
スリークォーターから繰り出す最速150キロのくせ球が武器の右腕で、一番の長所は何といってもタフなところです。大学2、3年の2年間のリーグ戦で261イニングを投げており、ダブルヘッダーを2試合完投した経験もあるなどとにかくタフな選手なので、怪我することなく1年間安定した活躍を見せて欲しいと思います!

7位 中山 礼都(中京大中京) 内野手 右投左打

即戦力二遊間として矢野(亜細亜大)の獲得を考えていましたが、指名されてしまったので路線変更し、走攻守揃った地元のスター選手である中山を獲得しました。打撃で特筆すべき点はほとんど三振しないことです。バットコントロールと選球眼が優れており、しっかり捉えて広角に強い当たりを飛ばすことが出来ます。肩が強く守備での動きも良いので、プロの遊撃手として生き残れると思っています!

育成指名

指名の合計人数を10人にとどめておきたかったので、育成指名は3人までにするつもりでした。
①田中、②有馬、③長谷部(慶応大)、④伊東という優先度を立てて、3人指名することにしましたが、長谷部は他球団が獲得したため以下の顔ぶれになりました。

育成1位 田中誠央(高岡第一) 投手 右投右打

しろさいさんのイチオシ!
しなやかなフォームが魅力の高校生右腕で
大学で大化けしてもおかしくない逸材だと思っています。

育成2位 有馬 太玖登(都城東) 投手 右投右打

私イチオシ選手!
綺麗なフォームから繰り出される伸びのあるストレートが魅力の右腕で、来田(明石商)と対戦して三振に抑えたこともあります。

育成3位 伊東 邑航(いなべ総合) 投手 右投左打

球質のいいストレートで三振を量産する知る人ぞ知る三重県の豪腕ですが、進学を検討しているようなのでプロで見られるのは5年後になるかもしれません。



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