手打ちパスタを作ってみました

コパンは生麺パスタの専門店です。
こだわりの生麺を使用して、これに合うソースと具材で、オリジナリティーのあるコパンらしいパスタを開発しております。

前回の投稿に書いたとおり、パスタには沢山の種類があり、一般的なスパゲティーという断面が丸く、長い麺もパスタの一部になります。

このような形状や長さ、素材の配合などにより、無限に広がるパスタについて、もっともっと知識を専門店らしく深めて行こう!という想いから、なんと今回は、粉から手打ちパスタを作ってみました。

恥ずかしながら、工場で生産するのとは異なり、手打ちは始めての試みで、一体何が起こるのか!?というドキドキ感があり、いつもお店で、お客様の提供しているスパゲティーと、どのような違いが出るのか?とても楽しみでした。

それでは、順に手打ちパスタの工程に沿ってお伝えします。

画像1

まずは、こちら
市販の物ですが、セモリナ粉です。
パスタには、専用のセモリナ粉という小麦粉を使用します。

パスタとは、小麦粉と水を練り合わせて作られた食品のことを指しますが、基本的に、このセモリナ粉という特別な小麦粉を使います。

画像2

いろいろな配合がありますが、まず第一弾としては、このセモリナ粉を100%でパスタを作ることにしました。

画像3

セモリナ粉100%です。他の小麦や、つなぎに卵などを混ぜたりはせずに、水と塩のみで練り上げました。店舗で使用しているスパゲティーと同じ内容です。コパンでは、セモリナと塩だけの麺を使用しています。

蕎麦粉100%の十割そばみたいなイメージです。

画像4

こんな感じで、大きなボールに入れます。

画像5

塩をパラパラ

画像6

水を加えてます。

画像7

そして、まとめあげます。

画像8

とにかく、押しながらまとめます。

画像9

だんだん、まとまって来ます。

画像10

なんとか1まとまりになりました。

画像11

ここまでは、意外と簡単でした。
まだ、まとめただけで、表面がごつごつしています。

そして、ここからが大変でした。

とにかく、こいつを滑らかになるまで、ひたすら練ります。

画像12

体重をかけながら、潰して行きます。

画像13

引っ張ったりせず、とにかく練ります。

画像14

斎藤店長が汗だくになりながら、ひたすら練りました。

画像15

とにかく、練る。
練る。
練る。
練る。
練る。

画像16

ちょっと、手ごたえが変ってきました。
粘りが出てきました。
そして、引き続き、
練る。
練る。
練る。
練る。

画像17

だいぶ滑らかになりました。

画像18

そして、形を整えたのが、こちら!
ツルツルです。
10~15分くらい練りました。(汗)
そして、これを15分ほど寝かせます。

その間に、パスタマシーンを設置します。

画像19

ジャーーーーーーン!
IMPERIAというパスタマシンです。
イタリア製

画像20

歯を変えると、いろんな形状の異なるパスタが出せます!
かっこいいーーー!

画像21

それでは、先ほど寝かした生地を平たくして、パスタマシンに入る厚さに整えます。

画像22

麺棒を使って、くるくる。

画像23

この良サイズをもって、回ってくれる方式の麺棒が良いですね。

画像24

画像25

画像26

いやー。
本当に、ここまで大変でした。
工場に感謝です。

画像27

パスタマシンで、厚さを整えます。

画像28

画像29

画像30

だんだん、それらしくなって来ました。
この段階で既に、いつも使っているコパンのパスタってすごいなぁと思いました。手打ちって、手間がすごいです。

画像31

そして、やっとシートが出来ました。
これを使って、ラザニアにしたり、ショートパスタを作ったする原型のところです。

いよいよ。
パスタマシーンにシートを投入します。

画像32

いつになく、真剣な表情の斎藤店長。

画像33

来たーーーーーーーーーーー!

画像34

コパン初の手打ちパスタ!試作1号!

画像35

すばらしい!
ちゃんと麺になっています。

画像36

この不ぞろいな感じが、なんとも手打ちらしいです。

画像37

包丁で1食分をカット

画像38

ついに、ついに完成です!
コパン初の手打ちパスタ!
初めての試みですが、なかなか上手に出来ました。

さて、これをいよいよ茹でて、食べてみる訳ですが、
果たして、味は?・・・・・

画像39

まずは、茹でてみました。

そして、この続きは、またお伝えしたと思います。
コパンでは、コパン農園に続き、手打ちパスタの様子をお伝えして参りたいと思います。引き続き、よろしくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?