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夕月夜 顔出す 消えていく 子供の声。

しばらくnoteを更新しておらず、もう文章の書き方も忘れてしまった。とにかく書き出さないと始まらないので、大塚愛のプラネタリウムの歌い出しを書いてみたものの、だからといって筆が進むわけでもない。

大塚愛は「お遣い」を内包しているので、ハイテンションで「おーつかーい!」って叫んだら大塚愛が振り向くことでしょう。

私の人生における「はじめてのおつかい」がなんだったか覚えていないが、「はじめての大塚愛」は『さくらんぼ』だった。
(そりゃあデビュー曲だもんな、って思って大塚愛のWikipediaを見たら、デビュー曲は『桃ノ花ビラ』という曲らしい。勉強になった。)

さくらんぼも「手帳開くともう2年経つなって」という、なんか耳に残るパワフルな歌い出しを持っている。
GRAPEVINEの田中和将氏もかつてのインタビューで、歌詞を書く上で大切にしていることとして

大切にしてることとか、こだわりははいっぱいあると思うんです。わかりやすい例で言うと、「おぉっ!」っていう歌いだしにしたいとか。

http://www.pia.co.jp/100q/grapevine/page3.php

と言っていたので、やはりここは大塚愛もめちゃくちゃ意識してフックの効いた歌詞を歌い出しにしているのだろう。

ところで、日本の歌の中で一番強い歌い出しはと言えば、確実にTHE BLUE HEARTSの『人にやさしく』だと思う。
THE BLUE HEARTSはそもそも歌い出し大喜利めちゃくちゃ強いが、『人にやさしく』は「気が狂いそう 優しい歌が好きで」という歌詞そのものの強さに飽き足らず、サビで始まるのでメロディも激つよのスタートだ。
衝撃のロケットスタートを切って、そのままスピード落とさず3分走り抜ける。とんでもない名曲だ。

私が最も敬愛するアーティストといえば奥田民生なのだが、奥田民生の名曲『さすらい』も『人にやさしく』同様サビから始まるパワースタート系の楽曲である。
その点で『さすらい』も歌い出しの強さランキングは相当上位にくるが、それでもやっぱり『人にやさしく』が勝つと思う。

だって、イントロ0秒だからね、この曲。

・・・と、適当にだらだら書いていたら思ったよりも文章量が稼げていた。
きっと『プラネタリウム』でロケットスタートができていたんだろう。

ありがとう、大塚愛。

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