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長男、心理検査を受けるWISC-IV,WAIS-IV

いつも通っている心療内科の先生の勧めがあり、心理検査というものを受けてきました。

事の経緯は、長男は薬を5ヶ月くらい飲み続けているけれど、前よりは元気になったけどなんだか伸び悩み中でして。。
相変わらず家には引きこもり気味だし、将来に対しても希望がない。したいことも特にないという。

この検査を受けることで、自分の得意なことと不得意なことがわかり、自分の強みを日常生活とか進路とかに活かしていくのが狙いです。

紹介された先生は自宅から車で約50分のところにあります。
子どものことを専門に見てくれる臨床心理士さんが一人でやっている相談室のようです。

到着すると、ざっとテストの説明を受けて、早速テストの開始。
私は別室で待機。
約一時間半。
書く問題があったり、言葉で説明するテストがあったり、頭を使うテストだったようです。
頭使ったからしっかり糖分取ってね、って最後に先生に言われていました。

詳細な結果は後ほど紹介してくれた心療内科の方へ送ってくれるそうです。
だけど、テストをしてみて、慌ただしい学校生活がすごく長男にとってはストレスだったんじゃないかって言われました。
能力値は低くないから、自分のペースでできる環境があれば、もっと伸びるし、長男自身の身につくんじゃないかっていう話をしてくれました。

学校生活って、次から次へとやらなくちゃいけないことがあって、授業も学校のペースでどんどん進んでいく。時間で区切られていて、子どものことなんてお構いなしに進んでいく。
それがうちの長男にとってはものすごいストレスだったって。。。

思い当たる節がありまくる。

小学校時代の図工とか家庭科の制作物、長男は大抵未完成のまま持ち帰ってきてたことを思い出しました。
ただ、よーく見ると、丁寧に作ってある。
糸ノコ使って作ったテープカッターとか、ミシン使って縫ったエプロンとかトートバッグとか、どれを見ても切り口も縫い目もぐちゃぐちゃじゃない。
丁寧に作れば時間内には終わらないだろう。

あー、褒めてあげなきゃいけないところだったよなぁー、って後から後悔しています。
慌ただしい中でも一生懸命取り組んでいたんだもんなぁ、わかってあげなきゃだったよな。。

学校に行けなくなってからようやく反省した私は、長男作のトートバッグの縫い目がきれいなことは長男に話したことあったけど、
たぶん、それだけじゃなく日常の子どものいいところをいっぱい見過ごしてきたんだと思います。

でもね、時間は戻らないから。
これからも親子の関係は続くから。
いくつになっても、子どものがんばったとこは見ていてあげたいなぁ、よくやったね、の一言をかけてあげる存在でいたいなぁと思います。


そしてついでだけど、自分の学生時代を思い出しても、周りのペースに付いていくのがしんどいことはよくあった‥
自分のペースでやる方が楽だったな。
授業きいてても、わからないことがわからないまま進んでいってしまって退屈だった。
夜中の静かな時間帯に教科書とか参考書とか読んで勉強するのが好きだったな。
親子だから似てるんだろうな。
ザ!マイペース親子!!
なことが発覚した一日でした(^^)



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