余裕を作る

朝が一日を決める

1時間目の授業が始まるまでにどんな準備ができているか。ここの勝負かなと思っている。子どもたちと気持ちよく一日を過ごすためにはどんな準備をしておけばいいのか。マイルーティーンを紹介します。

1.時間的余裕

子どもが来始めるのが8:00くらい。8:30くらいから朝の会などがスタートする。この30分の使い方は担任それぞれです。しかし、ルーティーンが決まっている人が多いのではないかと思う。

例えば、提出物の確認、宿題チェック、授業準備、子どもたちとの雑談、その他雑務などなど。朝にはこれをやろうというのが曜日によって決まっているという人もいると思う。

ここをスタートにして一日の教育活動を進めていく。しかし、いつもこのように順調に進めわけではない。

・車が混雑して到着が遅れる

・昇降口で足が止まった子どものお迎え

・忘れ物をして家に引き返し、到着が遅れる

・突然の連絡帳などで対応を迫られる

・子どものケンカ勃発→指導

・同僚のおしゃべりに捕まり、拘束される

あらゆることが起こる可能性がある。このような事態があると朝のルーティーンが崩れ、時間的な余裕が一気に奪われる。

あれやってなかった!これもやってなかった!などいつもはしないようなミスが生まれやすくなる。このような小さなミスは意外と尾を引く。小さな歯車のゆがみは段々と大きなものとなる場合がある。


2.精神的余裕

時間的な余裕のなさは精神的な余裕を奪い去る。これはいうまでもない。ただでさえ忙しく、次から次へと出来事が起こる教室でどのように精神的余裕を作り出せばいいのか。マイルールを作っておくことをオススメする。

①心のエンジンをかける行動

さぁ、いくぞ!と心を奮い立たせる行動ルーティーンを作るといい。

・トイレに行き、鏡で笑顔の練習

・子どもが来る前に黒板をきれいに掃除する

・机を整頓する

・教室の空気を入れ替える

・好きな音楽を1曲かける

・コーヒーを飲んでほっとする


なんでもいいと思います。例えるならば、格闘家の入場シーンです。戦闘モードに切り替えるための入場曲、セコンドとハイタッチ、リングイン、コーナーに上って決めポーズみたいなことです。それだけで構えができる。

②to doリストを作る

やり忘れた!ってことがあると一気に余裕が奪われます。前日退勤前に明日朝にやること、明日忘れないようにすることなどをメモしてPCの上に置いて帰るようにしています。

そうです。自分がタスク管理が苦手なのです。アナログですが、こうすることでミスを減らし、心の余裕を作るようにしています。

③今日は○○デー!

○○には行動を入れます。例えば、褒める。意図的に行動を限定していくことで視野を狭めます。あれもこれもやろうとしない。全部やるのは無理です。少なくとも自分はそこまで完璧な人間ではありません。だからこそテーマを決めることで余裕を作り出すようにしています。放課後の行動の振り返りも明確になります。所見シーズンだと、誰か決め打ちで書ける要素を見つけに行くことありますよね。それに近いかもしれません。


まとめ

・余裕をもって子どもに接するといいこといっぱい

・先生の余裕の無さは子どもに伝わる


明日は所見を完成させねば。では。

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