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失敗しない物撮りのコツをご紹介します。被写体に合わせてアングルを変えるだけ!

ここでの「物撮り(ぶつどり)」とは、「テーブル上で取れるような商品の撮影」としており、本・アクセサリー・ノートパソコン・スマホケース・ボールやポーチ・ケーキ・コーヒーなど、特に飲食店やアパレル、セレクトショップなどモノを販売してる方にとっては、お馴染みの撮影になります。

ライティングについて

物撮りの多くは室内で撮ることが多く、自然光かシーンにあった照明機材を使用するのが一般的です。本業のカメラマン以外では、照明機材をお持ちの方は限られているので、今回は自然光での撮り方をご紹介していきます。

背景の作り方

物撮りの背景の基本色は「白」です。
白背景をつくるのは、家にあるものや100円均一ショップ・画材店で手軽に揃えることができます。

【必要な材料】

・大きめの紙 or 白い布
・マスキングテープ
・おもし(画用紙を抑える物、なんでもOK)

*今回は、大きめの画用紙を使用。

白背景をセッティングする場所は、光が入る窓の近くで、テーブルと壁がL字になるように配置します。壁に画用紙や白い布をマスキングテープで貼り付けてセットしましょう。また光の具合ではレフ板(光を反射させる道具)を用意した方がいい場合もあります。レフ板は大きな面積の白いものであれば代用可能です。



被写体にあわせて、カメラの高さや位置を変えてみましょう。

01.真俯瞰(まふかん)

被写体の真上から撮影する真俯瞰は、物撮りの定番アングルです。アクセサリーや小物・コスメ・食べ物など高さの低いものと相性抜群バッチリとなります。真俯瞰から写すだけで、雑誌の1ページのような雰囲気を出すことが可能です。


02.斜俯瞰(しゃふかん)


被写体を斜めから撮影すると、真俯瞰や正面からでは写せない細かい部分を補えます。また、斜めで写すことで、人が見た目線に近い状態になり臨場感を出せるため、商品を実際に手にした感覚をイメージしやすくできるのも特徴です。斜めからといっても、同じ角度ではなく、高い位置から低い位置まで角度を変えて撮影しておくのが良いでしょう。メルカリなどのフリマアプリ用の場合は、商品の向きも変えて、側面や後方も確認できるよう全方向から撮影します。

03.真正面(ましょうめん)

  • 被写体の真正面から撮影すると、前面をまんべんなく見やすく捉えることが可能です。ドリンクや花瓶に挿したお花、縦長のコスメなど、背の高いものや高さを強調したものは、真正面から撮影するのが◎。縦長のボディ全体を写して、商品の特徴を分かりやすく伝えることができます。


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