価値の決め方について


最近ふと思ったこと。
価値をどう設定するか。これは難しいところだなと。

需要と供給のバランスといいつつも、
その需要というのは作れる気がするので、価値って結構不安定なものだよなと最近思っています。

どういうことかというと、人の需要って
相対的なものなので、
・これは前に●●円だったから、これは●●円が相当だろう
・これは世界に1つしかないから、高くて当然だろう
・これは私の大好きな誰々が触れたものだから、高くて当然だろう
・これは私も制作に携わって、思い入れがあるから少しくらい高くても買いたい
などなど、需要というのはある程度コントロールできるものであり、
需要によって供給を決めることもできるので、
「需要をこちらがうまく作り(上記箇条書きのようなシチュエーションを頑張って作り)、そのうえで供給していく」ということができればとても強いなーと感じたりしています。

需要と供給のバランスが価値を決める、
といいつつも。
ある一定価値はこちらでコントロールできる。(高めることができる)
と思うのです。

この前、ひょんな機会で駄菓子屋さんをやったのですが
そこで売れ残ったお菓子たちをまとめてお菓子ブーケにして売ったら、全部売れました。

その理由は、お父さん・お母さんがこどもにプレゼントしたい、とか、ブーケがお子さんの目を惹いてご両親を連れきた、などが理由でした。

普通にやったら売れ残ってしまう(その価値では購入がされない)、
けど「子供が喜びそう」という要素を足すことで、価値につなげることができたのかな、と思います。

なので、値段の付け方を悩むというよりは、
その値段として買ってもらうための価値の付け方を悩む、というのが大事なんじゃないかなと思いました。

普通の順番としては、「需要と供給を見て値段をつける」、なのかもしれませんが、
「つけたい値段をつけてそのうえで需要を作り、その需要に見合った供給をする」(価値を自分で作る)、
という方が、いろんな可能性があるでのはないかなーと思います。

価値を作る、というのは難しいことだとは思いますが。(笑)
色々な人の感情の動き方を理解し、
人は何に価値を感じるかを理解し、、、色々わかってないとできないものね。

ふと思うのは、ダイヤモンドに価値がある(高い)のは、
需要が多くて供給が少ないからと言われていますが、
需要が多くて、その需要に足りる供給をしても、高い価値にできないのか、なんて思ったりします。

一方で希少性というのは、
需要を作る大きな要素であり。
供給が少ないこと(希少であること)は、需要にもつながっていくので
やはり供給が少ない、というのはそういった意味では
価値を決める大きな要素になりそうです。

何が言いたいかというと、
価値の決め方は計算式では紐解けない、
人のよくわからない感情を刺激したりすることで生まれるものでもあるため
色々な可能性があって、面白いなーということです、(笑)!


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