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壁に耳あり

先日、母の付き添いで大学病院へ行ったときのこと。

待合室はかなり混んでいて、いつになったら呼ばれるかわからない状況。
そんななか、同じく母親の付き添いと思われる50代後半と思われる姉妹が後ろの席にいて、ペチャクチャずっと喋っていた。
コロナ禍でもあり、付き添いは1人というのが常識だと思うのだけれど、会うのが久しぶりだったのか、とにかくずーっと喋っていた。

うるさいなぁと苦々しく思っていたところ。。
ふと、今会社がこんな状況でひとが足りなくて大変で、うちの部署からも人を出して協力しているという話が耳に入った。うーん…同業者?!と思って耳をそばだてていると、詳しいことはここで明かせないが話のディテールから同じ会社の社員だとわかってしまった!
勤務先では、SNSに情報や写真を挙げることは厳禁、喫茶店や公共交通機関で話をすることは注意するようにと厳しく言われている。
もちろん、普段から社会人の常識としてわきまえていることだ。

その彼女は、一言も固有名詞は出していないし、おそらく気をつけて話していたつもりだろうと思う。でも、私にはわかってしまった。
その話を同僚にすると、それは聞く人が聞いたらわかる、気をつけないと怖いね!と。
文字通り、「壁に耳あり障子に目あり」
私も気をつけよう。

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