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久美の女、熱海に沸く

あー熱海楽しかったな熱海。あたみあたみあたみあたみ。もう一生分の熱海を言い尽くしたと思う。熱海育ちの熱海っ子には負けるかもしれんけど、伊東育ちの伊東っ子には熱海回数勝っとるんやないか。それくらい頭の中が熱海一色だった。

終わっちゃうんだって(泣)


終わりがあるから美しい…有終の美…そうだよね、だからこそ観客は通うし、演者さんは限られた期間の中で一層感性を研ぎ澄まし集中の片鱗がそれゆえにキラキラと・・・

いやぁぁぁぁぁ 終わらないで熱海――――行かないでーーーー私を捨てないでーーーーnoteでこんなん書いていいのかわからないけどもう一度抱いてーーーーー!!

・・・あ、でもね?不思議なことに男役の贔屓ばかり観ていたころはいわゆる抱いて感情だったんだよね。だけど今はもう抱いて感情じゃない。かといって、かわいい!かっわいー!の一辺倒でもない。じゃあ何なのかというとよくわからないんだけど、それでも確実に好きなんだよね。


“宝塚の男役”が好きの入り口だったから、抱いて感情がなくなったとして、ここまでご贔屓継続中になることはちょっと想定以上だったかったかもしれない。ふしぎだねぇ。ふしぎだねぇ(抱いて感情とは)
・・・・・・・・・・・。

違うの、すぐに脱線しちゃう。というか脱線しか書いてない。熱海の感想を書こうと思ったんだよ。


盆踊り

盆踊り・・・・(泣)
盆踊りの話をしたいけれど、なんせ毎回記憶が飛んでいくので音楽も覚えていなければ踊り具合もインプットできてない。そりゃツインズも覚えられないよ…私だって4回見たけど覚えられてないんだもん。
盆踊るさゆみさんをみながら、毎回毎回脳内がしゃべる。


(あ!なんて美しい人差し指から薬指にかけて!)
(あ!なんてかわいらしい“よぃよぃ”の掛け声!)
(あ!なんて和の腰の落とし方!)
(きゃ!なんだか調子がおかしいぞ)

(きゃ!今のロボットみたいな腕使いかっこぃぃ)


(あ!か!わ!ひ!ひぃーーーーpi-------------)


記憶リセット。

これ本当に起こる。熱海五郎一座のこのシーンほんとうにキュンキュンしてウルウルしてしまう。

めちゃくちゃかっこいいyo! 私の好きなさゆみさんが詰まってるんだyo!

盆踊りだけ先に円盤発売していただけないかしら。

うちの町内の盆踊り、今年から元星式に改編したいんだけども。そのためなら町内役員を引き受けてもいい覚悟である!それがあと一回しか見られないなんて。

今後も定期的に盆踊っていきたいよ、元星式盆踊り。


立ち回り、場面転換2シーン目 刀佇まうさゆみさん。


なんて美しいシーンなんだ。時間にしてそんなに長くはないと思うけれど、このシーンは盆踊りと違って脳内でスローモーションに記憶されている。

この直前の戦闘開始のシーンで “バシッ” “ドゴッ” “ズサッ”という打撃音とともに日本兵を捌く。もうそこからぎゅんぎゅんに引き込まれ始めている。そして一度袖へ捌けた後の2シーン目、刀を手に駆け戻ってきたさゆみさんのかっこよさよ(語彙なし)


戻ってきた瞬間からすでに、あれ?さっきより背が伸びたね?って思っている。
セット中ごろに静かに立ち、刀を手に、張り詰め緊迫した空気の中、場を支配する圧のオーラを放って敵を寄せ付けない。

微動だにしない視線で相手全ての動きを把握しているような、あぁこの人にはかなわないと思わせる強さがある。

それ故に、このシーンのさゆみさんがとても大きく見える。1.3倍くらいに見えている。あれ?さっきよりまた背が伸びたね?

かっこいい。そんな圧倒を魅せてくれてありがたい。かっこいい。すき。かっこいい。つよい(語彙よ)


カテコ さゆ♡ゆい 見つめあい

さんざん素敵な元星さんを見せつけられた約2時間半の後、突然訪れる癒し空間。熱海五郎一座名物、

自由すぎるカテコ


「現在の状況を踏まえて、カテコは一回限りと決められているんです」と毎回三宅さんが説明されるんだけど、その解釈が

「一回だけだから幕は閉めないけど通常運行で時間しっかり有効活用していこうな!」

なんだよね。おもしろい。終演後のカテコにこんなに重きを置いた舞台を見たことがない。

これがまた幸せを運ぶほくほくカテコ。おじさんたちの緩くて楽しい漫談を聞く間、さゆみさんとゆいちゃんがにっこり顔を見合わせて何度も何度もにっこり顔を見合わせて微笑みあって何度も何度も、時に肩をすくめ、時にさゆみさんがゆいちゃんの腕に触れ、

そしてまた二人で微笑みあい何度も何度も…(泣)

この時のさゆゆいの身長差がまた萌要因。首をかしげて妹をつつみこむように微笑みかけて何度も何度も…(泣)

正直カテコだけで元が取れてる


ふう。

熱海の感想を書こうと思ったけれど、私の3大元星久美さんを発表して終わってしまった。


致し方ない。間もなく千秋楽だ。泣いても笑っても、あと数回。実感はないけど、実感する前に千秋楽さんが無事にやってくることだろう。

千秋楽さんを恨みながら、でも千秋楽さんまで歩いてこられたことの奇跡をかみしめて、こんがらがった感情のまま熱海を収めよう。


行かないで熱海、いや、ありがとう熱海。幸せに満ち満ちた、今年の6月でした。


元星久美さま、また一つ夢をありがとうございました。

熱海五郎一座さま、最高の当て書きをありがとうございました。

熱海五郎一座、さいこー!!!!!!!!

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