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ランスロットについて、ずんちゃんの言葉をきいて思う事

ずーっと笑いの絶えない楽しいお茶会でしたが、わいわい感想はTwitterで述べたのでnoteにはランスロットの話を残します。

ランスロットについて

ランスロットのお話を公演期間中に聞けたことがうれしかった。

ランスロットの事をわかりやすく私たちに伝えてくれるずんちゃんがほんとうに頭のいい方だと感じた。

物事を誰かに伝える時って、自分がしっかり解釈していないと曖昧だったり矛盾したりするけど、よどみなくランスロットのふちどりを言葉にするずんちゃんがいかにランスロットの理解者たるか、ひしひしと実感した。

”ランスロット、本当にいいやつなんですよ”と嬉しそうにランスロットを眺めるずんちゃん。そんなずんちゃんの思いの深さを堪能できる公演トークの時間でした。

印象的だったのは、アーサーがランスロットを処刑しなかったとき、ランスロットは”処刑さえも赦されないのか”と絶望したということ。

観劇時、処刑されなかったと気づいてからのずんスロットの表情の移り変わりが印象に残っていたけれど、とても納得した。

ここで天を仰ぐようなしぐさをみたけど、処刑さえ許されなかったことへの絶望・・・だったのだね。語彙力が追いつかずだったけれどその言葉を受けて合点が行った。

ランスロットにとっては処刑さえ赦されなかったことが一番つらい、というニュアンスで話されているのをきいて一段と胸が痛い。

また、最後、アーサーの腕に抱かれて死んでいくときはほんとうに幸せだと。
アーサーには直接詫びることができ、お前が死ぬまで守るといった約束も叶い。グィネヴィアが愛しているのはアーサー一人だと伝えられ、すべての願いがかなった。だから本当に幸せに死んでいく、と聞いて、そうかぁ・・・(泣)つれぇ 聞いているこちらはつれぇよ、となった。

だってランスロットが不貞を犯してしまったのは黒魔術のせいじゃん・・・

たとえ、確かに現実そうなってしまった(キス)としても、ランスロットが100背負うことないじゃん(泣)・・・と私は思うわけですけど。

でもお話の中で「アーサーも黒魔術に掛けられていたけれど、(ランスロットとグィネヴィアを斬らなかったということは)自らの力でそれを解いたわけで」という言葉があり、逆に言えばランスロットは己の煩悩もあったから行くところまで行ってしまったんだってこと!?!?!?うわーん ランスロットそんなに自分を責めないでーーーーーー(号泣)となった。

時にひとの強さは自分への刃となる
でもすべての事象を同じまな板の上で比較しなくてもいいんだよ・・・比較しないでくれよランスロット!!

・・・とランスロット強火担のわたしは思うなどしました。ランスロッ党 党員なので。

あと、ことあるごとにずんちゃんが「お芝居が大好き」「芝居がしたいなと思って」「芝居をどこでできるかなとすごく考えた」と、とにかくお芝居が好きということがよーく伝わってきた。

ナウオンでも、歌が壮大なだけにその分飽きないようにしたい、というニュアンスで話されていたけれど、コンサートのようにならないように、と言われていたのが印象的だった。
いつもの公演の何倍もお歌があるエクスカリバーだけど、その分の心情や状況は、ランスロットオペラ勢にはめちゃくちゃ細かく伝わってきているので、こういった芝居の事かなと思いながら聞いた。
ずんちゃんが何度も「芝居が好き」と言われる言葉が聞けてとても嬉しかった。私もずんちゃんのお芝居が好きだよ!

あとランスロットの年齢を聞かれて、25、と即答してすぐ「でもね、年齢とかはいいんですよ」と付け足されたのもずんちゃんらしいなって。年齢相応の人柄が先にあるんじゃなく、ランスロットが育ってきた道、大切にしたいものが伝わるランスロットを大事にしたいからかなって思った。

まだまだ話はあったはずですが、ここまで。

初めてのずん茶、お役の話が聞けて本当によかった。こういう機会があったことがありがたいです。ずんちゃんのランスロットをもっとみたい、知りたいとなりました。

そしてツイートたくさんされてると思うけど詳細は書きませんが、お茶会の最後にたっぷりの愛の言葉を私たちに伝えてくれた。
この言葉は必ず伝えようと思っていたんだ、という気概が伝わってきました。

泣いてもいいか?そんなに優しくされたことないよ。
今日もずんちゃんが大好きだった。


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