まだ切り替えられないでいる気持ちなど

※9/18部分修正しました

何が悲しくて押し組の退団公演をこんな気持ちで受け止めているんだろう。

キキちゃんの退団という一大事。通常、寂しさと引き止めたい気持ちが溢れ、その後時間とともに華やかに送り出したい想いを強め、最後まで輝く姿を更新し続けてくれるスターさんに、ファンは感無量の思いとともに残された時間を過ごす、そんな日々のはずだ。

予感がゼロだったわけではないが、それでもまだ、3公演だったパガドとスカイファンタジーの私の中での置きどころが見つからず、消えてしまったファイナルファンタジーで見せてくれるはずだった勇姿が想像の中だけでよぎる。

惜しい。くやしい。

キキちゃんだけじゃない。もちろん、贔屓もしかり。長い時間培ってきた男役の見せどころを、キキちゃんを支える場所で味わい尽くしたかった。もっともっと、二人のコンビを多様なバリエーションで見たかった。

今はまだ気持ちが切り替えまではいかないし、複雑な思いの質量が重くて処理しきれない。これも時間とともに少しずつ収める先を見つけられると信じたい。

決まった決定事項は変えられないのだから、こちらの気持ちを切り替えて、その時は華やかに盛大に送り出したい。

どんな舞台も一心一意で届けてくれる贔屓はじめ、皆さんに向き合うためにも、その日までに気持ちが切り替わっていたら良いな。

今はまだ、うじうじしているけれど。
それも仕方ない、必要な時間だと受け入れて。こうして吐き出すことがすこし前進にもなるかもしれないし。

(ひたすら、宙組のファンとしてだけの気持ちを書いたので、配慮行き届かない記事かもしれません　ごめんなさい)