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【2017年度】2018年(平成30年)1月 生命保険大学「社会保障制度」 過去問解説

問題1

[1]社会保険制度について
ア:×
⇒後半の説明が誤り。「公的保険」では選択は行われない。
(正)保険は、民間の生命保険会社や損害保険会社が行う「私的保険」と、国が行う「公的保険」に区別できる。「公的保険」は、加入にあたって被保険者に対する「選択」が行われない。
イ:×
⇒公務員についての記載が誤り。また、後期高齢者医療制度についての記載も誤り。
(正)医療保険制度は、各人の資格要件に応じて全国民がいずれかの制度に強制加入となる「国民皆保険体制」がとられており、自営業者等が対象となる国民健康保険制度、会社員・公務員等の被用者が対象となる健康保険制度、船員保険制度、国家公務員共済組合制度、地方公務員等共済組合制度などの制度に分かれている。
ウ:○
エ:×
⇒介護保険のサービスの内容や保険料は、全国一律ではない。
(正)介護保険の仕組みの大きな特徴は、市区町村が保険者となって実施と運営を行っているため、住んでいる市区町村によってサービスの内容や保険料が異なることである。

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