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【2021年度】2021年 生命保険大学「生命保険と税・相続」フォームC 過去問解説


問題1~12

[1]所得の種類について

ア:×
⇒後半の説明が逆。現物給付(=商品等の現物を支給される場合)も給与所得として課税対象となる。
(正)給与所得とは、俸給・給料・賃金・歳費・賞与・その他、これらの性質を有する給与に係る所得をいう。金銭で受領せずに商品等の現物を支給される場合も、課税対象となる。
イ:◯
ウ:×
⇒後半の説明が誤り。すべて分離課税となるわけではない。
(正)譲渡所得とは、土地・建物や会員権などの権利および器具備品等の資産を譲渡することによって生じる所得をいい、資産の種類によって分離課税の対象となるものと総合課税の対象となるものがある。
エ:×
⇒配当所得ではなく、一時所得。
(正)懸賞や福引の賞金品、競馬や競輪の払戻金や法人から贈与された金品等については、一時所得に該当する。

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