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【2018年度】2018年(平成30年)9月 生命保険大学「生命保険と税・相続」 過去問解説

問題1

[1]所得税の申告と納税について
ア:○
イ:×
⇒金額が異なる。
(正)その年中の給与等の収入金額が、2,000万円を超える者は、確定申告をしなければならない。
ウ:×
⇒後半の説明が逆。なお、本来の税額よりも多く源泉徴収された者は、確定申告をすることで還付される。
(正)退職所得については、原則として源泉徴収で納税が完結する。しかし、退職金の支払いを受けるときに「退職所得の受給に関する申告書」を提出しなかったため20%の税率で本来の税額よりも少なく源泉徴収された者は確定申告をしなければならない。
エ:×
⇒一定の条件はあるが、延納は認められている。
(正)確定申告による所得税の納付期限は、申告期限と同じ3月15日で、確定申告で納付することになった税額の2分の1以上を3月15日までに納付すれば、残額については3月16日以降に延納が認められる。

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