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【2021年度】2021年 生命保険大学「ファイナンシャルプランニングとコンプライアンス」フォームB 過去問解説


問題1~12

[1]金融ビッグバンによる金融システムの規制緩和後の資産運用について

ア:×
⇒規制緩和についての説明が逆。
(正)いわゆる金融ビッグバンによる金融システムの規制緩和により、「外為の規制緩和」「金融機関の垣根の撤廃」「外国資本の参入」、そして「金融新商品の登場」など、金融業界は大変革を遂げた。また、その後に生じたリーマン・ショックは、幾度も世界同時株安を引き起こし、日本の金融業界にも多大な影響を与えた。
イ:×
⇒マイナス金利政策の影響についての説明が逆。
(正)2016年(平成28年)2月より日本銀行が導入したマイナス金利政策は、預金金利や住宅ローン金利などお客さまの家計にまで影響が広がっている。
ウ:×
集中投資ではなく、分散投資。
(正)金融システムの規制緩和後は、ハイリスク・ハイリターンの商品のウエイトは高まっているが、資産設計においては、リスクとリターンのバランスを考慮した分散投資を行い、常に最適なポートフォリオを考える必要がある。
エ:○

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