【S1優勝】ごっつあんを絶対許さない!ぱせり式赤緑ロスト【レジドラゴ入り】
はじめまして、ぱせりです!
普段は片田舎でワイワイポケカしています。
さて、今回はシティリーグS1で優勝することができたので、なぜこのデッキを握ったかや、どの対面を見ていたかなどを半分自分の備忘録として書いてきたいと思います。初めてnoteを書くのでお見苦しい点もあるかもしれませんが、ぜひ最後まで見ていってください!
また、有料部分の設定をしていますが、中には何もなく投げ銭として頑張ったご褒美あげてもいいよ!という方は投げ銭していただけると嬉しいです。
なぜロストバレットなのか
そもそも今の環境で勝つために『ロストバレット』を握る意味があるのか、、と言うと正直ないと思っています
なぜか、、
そう、環境にテツノカイナが存在するからです。発売前は、あまり流行らんやろと思ってたんですけど、蓋を開くといろんなデッキから「ごっつあん!」と聞こえてきて泡吹いてました。
それ以外にも、テツノブジンなど非エクを狩るポケモンが多いことや、ジラーチの存在がありロストを使うことが難しい環境だと感じています。
そんな中でも、ロストバレットを使ったのはロストバレットが好きだからです。この逆境の中でも自分の好きなデッキで結果を残したいと色々考えた結果が実を結んだと思います。
それでは、デッキの詳細へ
デッキリスト
デッキリストは以下になります
基本はかがやくリザードンをメインに置いた赤ロストとなってます。
出場当時の環境予想とデッキ選択
自分が出場したのは新弾発売から1週間すこしで、あまり環境が固まっていないことにかけて出場しました。
また、事前調査の段階で
たねのルール持ちポケモンに強いものが多い
環境の高速化が進んでいる
なにより、非エクきつそう(先述のごっつあんを筆頭にメタがすごい)
ということがわかっており、これに対応できるようなデッキを"ロストで"作成することを決めました。
その中でも、課題として挙がったのは
たねのルール持ちが強く非エクが少なくなる関係上、2-2-2をメインプランとして採れること
環境が早いため、こちらのアタッカーとしてルール持ちを採用するのが難しいこと
ごっつあんをどう対処するか
でした。1に関してはさらに問題があり、今までロストバレットで主に採用されていた非エクアタッカーでは出せないHP230ラインのポケモンが多く、なんと天敵であるごっつあんもHP230、、、
そこでまず白羽の矢が立ったのが、かがやくリザードンでした。
アタッカーをこれだけに絞るのも良いと思ったのですが、なんだかこれだけだと足りない気がして、、
というのも、かがやくリザードンにも苦手とする場面があり
雪道が苦手
サイドを取られないとエネが軽くならない
呼んでくるためにボールか引いてくるか必要
このような場面が少し苦手でした。特に、サイド1枚とられた時点でテツノカイナをベンチにポン置きされると、かがやくリザードンではエネルギーの関係上テツノカイナを取ることができずに返しのターンにごっつあんをやられることが考えられました。それは絶対にあってはなりません。
なぜならこのデッキはテツノカイナを確実に〇すデッキだからです。
この問題を解決するカードとして採用したのが、レジドラゴでした。
上で挙げたかがやくリザードンの少し苦手な部分を補える高火力アタッカーがレジドラゴです。
かがやくリザードンとの相違点は、
ルールを持たないところ
3エネで240点を出せるところ
です。
まず、ルールを持たないところ。このおかげで、雪道が効かず、さらにはボウルタウンで持ってくることもできます。あとは、アローラロコンVstarもワンパンできるのも綺麗ですね。
つぎに、3エネで240点を出せるところ。これは、相手のサイドが5枚よりも多い場面で、かがやくリザードンよりも優位に働く点です。いつでも3エネで(ほぼ)240打点を出せる点は多くの場面で役に立つだろうと考えました。
これらの理由でレジドラゴを採用し今のデッキ「赤緑ロスト」が出来上がったのです。
採用・不採用について
採用したカード
ポケモン(10)
キュワワー4、ウッウ2、ヤミラミ2
ロストのエンジンとロストのアタッカー各種。
今の環境だとウッウで殴ることが強い場面も多かったため2枚。
マナフィ2
「マナフィ1枚とジラーチ1枚」と迷ったが、今の環境にロストが少なく、また、パオジアンが多いと感じたためマナフィ2枚に。
レジドラゴ(ドラゴエナジー)1
今回の主役。
ボウルタウンで持って来れるサイド1アタッカーで240の高火力技がミラゲ+手貼りで出来るすごいやつ。大型環境にすごくマッチしている。
かがやくリザードン1(かがやく枠)
レジドラゴ同様、サイドが1枚しか取られずに250出せるアタッカー。大型がはびこる環境だと強い。
グッズ、ポケモンのどうぐ、スタジアム(25+1+3)
ボール系8+1(パス4、ネスト3、ヘビボ1+ボウルタウン1)
グッズの個人的ロストにおけるボール比率ナンバーワン。
ただし、このボール配分は従来のゲコ型のロストに多く見られた配分で、赤ロストで回す際には若干の不安があったため、スタジアムとしてボウルタウンを採用。
いれかえ札7+2(カート4、ひも3+ビーチコート2)
いれかえ用のカードも赤ロストよりは少め。
ひもが4じゃないのは、できるだけ前を倒したい都合上。
あとは、ビーチコート2枚で誤魔化しましょう!
ミラージュゲート3
ロストが強い理由のひとつ。何度見てもバグだろって言いたくなる。
レジドラゴや、かがやくリザードンの早めの起動に使うたに採用。
4枚じゃないのは、レジドラゴを1回使えれば良いため、サイド落ち+ロスト送りを考慮して最低限の3枚に。
ロストスイーパー2
自分に使えばロストを早期に貯めることができ、相手のブーエナなどのHP上昇系を剥がせる万能アイテム。このデッキは割とアクロマ引けないことが多いので、そんな時にロストを無理やり貯めるのに重宝する。
カウンターキャッチャー2
新弾で追加されたバグカードその1。
これの強さはみなさん知ってると思うので割愛。
これのおかげで、今の赤ロストが割と息してます。
つりざお2
落としすぎたエネを山に返す用。
ポケモンはできるだけクララで戻したいので、使用先は基本的にエネルギーのみ。
ポケギア1
お守り。
終盤残ると強いカードに。無駄撃ちはやめましょう。
ワザマシン デヴォリューション1
新弾で追加されたバグカードその2。
初めて見た時は流石にやばすぎると思ってましたが、案の定強かった(その割には使われていない)
これのおかげで今まできつかったリザや、非エクの進化デッキに勝てる見込みが出てきたのはでかい。
サポート(10)
アクロマ4
説明不要。
後1先2や序盤で使いたいサポート。これが早めに打てるか打てないかでゲームが決まる。
キバナ2
このデッキの影の主役。個人的に今のロストに必須級のカード。
エネを貼りつつ山から好きなカードを一枚持ってくるって、やばい(語彙力)
カウンターキャッチャーやデヴォリューションなどの今足りていないものを持ってきたり、余裕があれば次のターンに打つサポート持って来れるのでまじ偉いです。
クララ2
主にかがやくリザドーンやヤミラミなどの使いまわしに使用。
直前まで1枚にするか迷っていた枠。
ボスの指令1
サイドを先行した際に相手のベンチのルール持ちを狩るための1枚。
最悪、自分の準備のために相手の逃げエネが重いポケモンを縛るのもあり。
ツツジ1
本当は嫌い。
非エク主体のデッキ(特に対ロスト)で相手をバグらせて1ターンもらうためのカード。
本当は嫌い(2回目)
エネ(9)
草ー炎ー超 4-3-2
レジドラゴで技を打つ都合上、草エネは多めの4枚。
炎は、デッキ内に無いと技が打てなくなって積むポケモンが多いので保険で3枚。
超は、ヤミラミを1回起動できれば充分だと感じたので、最低限の2枚にしている。(ただし、環境次第ではエネ配分を変えて超3枚に変えることも考えておくこと)
不採用カード
ジラーチ
ジラーチがないときつい対面デッキ筆頭のロストが出場時点では少なかったため、マナフィ2枚目と検討した結果マナフィ2枚目に。
その他のアタッカー候補
試作段階では、メテノやミュウexがその他のアタッカー候補だったが、環境での明確なメタ先がいなかったため、解雇。
やまびこホーン
「一回取ったルール持ちを、再度トラッシュから呼んでカウンチャーするのは気持ちいい!けど、、」となり、不採用。
デッキは回るが、都合よく決まらないのがロストって感じです。
ツールジャマー
これも割とご都合カードで、勇気のおまもりやブーエナ古代がついたルール持ちを構わずワンパンできる可能性を秘めたカード。
シティに出た時点では、テツノカイナにおまもりを付けるデッキがほぼ存在しなかったため、今回は採用を見送った。
環境次第では採用も視野に。
ロストシティ
一番採用するか悩んだカード。
わずかに存在するジラーチや大本命のテツノカイナを再利用させないための優れもの。ただし、割られない限り自分のアタッカーも消えていくので、難しいところ。
今回は、ジラーチを採用しているデッキが少ないと予想していたため、採用しなかった。今後、ロスト系統のデッキや、サーナイトが流行ったなら採用を検討するのもありかと。
大まかな回し方
基本的な話と先手後手の選択について
大体は、赤ロストとゲッコウガロストの中間のような回し方です。
ロストの貯まり方が赤ロストほど早い訳でもなく、ハンドはゲッコウガがいない関係でとても細い、、そんな”かわいい”デッキが赤緑ロストです。
まず、じゃんけんについて
じゃんけんは勝ったら先行を取るようにしていました。
理由はいくつかあるのですが、大きくは「先手を取らせると危険なデッキが多い」ことと、「後攻1ターン目でマナフィを置けないと負ける対面が多い」ことにあります。ロストバレットは、先行2ターン目のげっこうしゅりけんが直撃すると負けに直結する試合が多く、特に赤ロストは立て直しが厳しいと感じました。その中で後攻を取った場合には、アクロマの実験を打つことがほぼマストになってしまい、それを実行するためのドロー数も稼げない(ゲッコウガを採用していない)ために、先行を取っています。
おおよそのゲームプラン
このデッキでまず目指すのは2ターン目にロストを7枚貯めること。
最低でもロストを4枚ためて、ウッウで殴ることを考えましょう。
ゲームの進行として、2-2-2でサイドを取ることをメインに考えているデッキであり、また、ベンチ狙撃ができるカードがないため、バトル場にいるルール持ちにいかに毎ターンダメージを与えるかがかなり重要になってきます。なので、最低限毎ターン110以上のダメージを出し続けるようにしましょう。
また、デッキ内のボールがあまり多くはないため、できる限り次のターンのアタッカーを用意しておくといいです。
アタッカーの選択
このターン何で殴ろうか、はたまた殴らずに溜めのターンに使おうか、という判断はとても難しく、ほとんどがケースバイケースでしかないです。
ただし、おおよそ殴るときのポケモンの優先順位は決まっていて
自分のロストが4~6枚 ウッウ
自分のロストが7枚以上、相手のサイドが4枚以下
レジドラゴ>かがやくリザードン>ウッウ自分のロストが10枚以上、相手のサイドが3枚以下
ヤミラミ(相手のベンチにジラーチなし)=かがやくリザードン>レジドラゴ=ウッウ
の順で考えていました。
なんにせよ毎ターンダメージを与えることが重要なので、何かしらで殴れるようにしておきましょう。
有利不利について
有利デッキ
トドロクツキ、サーフゴー、ミライドン微有利~五分デッキ
パオジアン、ロスト系統(ロストギラティナ、ロストバレット)、悪リザ、テツノブジン系統(エンテイ型、ウーラオス型)不利デッキ
ルギア、ミュウ、サーナイト
おおよそ以上のような印象です。
回し方の項目でも書きましたが、このデッキは、たねのルール持ちポケモンを殴り倒すことをメインにしているデッキであるため、トドロクツキやミライドンなどのデッキはとても有利です。
逆に、サーナイトやロスト、白ルギアなどのサイドが1枚しかとられないポケモンがメインで殴るや、ハンド干渉がエグいデッキには不利が付きます。
(僕が出たシティではトドロクツキが流行っていたため、とてもやりやすい環境であったと言えます。)
大物特化の構築になっているので、使うのは環境と相談ですね、、
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます!
書き終えてみて改めて考えると、当日不利対面に当たらなかったのがとても大きかったと思います。運がよかったのもありますね(笑)
また、初めてnoteを書いてみたのですが、言語化って思いのほか難しいかったです。
タイムリーなことに、こんなツイートも見つけたので月1くらいのペースでぼちぼちnote書いていこうかと思います。
温かい目で見守っていてください。
今回のnoteで何か追記してほしいことがありましたら、お気軽にDMまでご連絡お待ちしています!
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