イヤイヤ期、病院へ行く。
数日前から息子が鼻水を垂らし始めた。
熱もなく食欲も旺盛であったためしばらく様子を見ていたが、段々と鼻水の量が増えてきた。
一応病院へ行った方が良いかと思いつつも、イヤイヤ期に突入した息子が大人しく待つことができるのか不安であった。
当日予約をして待ち時間を計算して向かったものの、すぐに呼ばれることはなく待合室で待機。
感染予防のため、絵本も全て撤去された状態。
さぁこの状況で息子は大人しくソファで待っていてくれるか・・・・・!
開始3分。
身をよじらせて地面に着地し、置いてあった熱帯魚の水槽へ一直線。
ま、まぁそのままじっと見ていてくれるならいいか・・・
と思ったのも束の間。
飽き性の彼は30秒も経たずにあさっての方向へ行ってしまった。
くそぅ・・・っ!もう飽きたのか??
すぐに追いかけると通路ウロウロ。回収。
膝に乗せ、持ってきたおもちゃで気をひこうとするも全く見向きもしない。
またすぐに地上へ降り立ち待合室の中をぐるぐるし始めた。
最初は追いかけて連れ戻していたが、キリがないので自分で戻ってくるまで待つことに。
目の届く範囲だし、飽きたら戻ってくるだろう。
そう思っていたところ
ガンッ!ガンッガンッ!!!
!?!?自動ドアむっちゃ揺らしとるやないか!!!
看護師さんから「お子さんから目を離さないで下さいね〜〜」と忠告されたため、靴を脱がせ膝の上に立たせるも、やはり動き回りたい欲は抑えられず・・・
抱っこするもジタバタして地上に降り立ち、またもドアをガンガン揺らす揺らす。
連れ戻そうものなら床にごろーんと寝転がりぐずり始める息子。
ちなみに待合室にいる他の子達は誰一人として走り回ってはいないし、
ましては床に寝転がる様子もない。
お願いだから早く呼んでくれ・・・と思いながらもひたすら耐えること1時間半。
ようやく診察、薬をもらい帰宅。
病院に連れて行くだけで大仕事を終えたような疲労感。
そして鼻水が出たらこまめに吸ってください、と先生の指導があったため鼻吸器を取り出し、息子をホールド。
んぎゃあああああああああああああああ!!!!!
と泣き叫び、暴れまくる息子。
この格闘をこまめに行うとは・・・なかなかの大仕事である。
処方された薬は幸いにも子ども向けに甘い味付けがされているようで、喜んで飲んでくれるためホッと一安心。
イヤイヤ期に突入した息子と病院へ行くのがこんなにも大変だったとは・・・・・想像以上であった。
自我が芽生えることは成長の証であり、後半年も経てば魔の2歳児に突入する。
その半年の間に私自身も
息子の主張に対し、暖かい目で見守れるよう成長していこう。
そう思えた1日であった。
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