公立中学の定期テスト対策(塾側目線)

定期テストの作成方法については

https://note.com/partypartyparty_/n/n6b451515b218

に、書きましたが、

ここでは塾側(大人側)がやれるズバリ的中の定期テスト対策を提案していきたいと思います。

要は、定期テスト問題は
1、教科書の問題。
2、ワークとかの補助教材(副教材)もしくは教師が配ったプリントなど。
3、教科書の教師用指導書にあるテスト問題素材(ソフト)。
4、2にあるワークとかの補助教材(副教材)の教師用テスト問題作成ソフト。
5、これらのところにある問題を改良するとか、教師オリジナル(その教師オリジナル問題も使い回しの可能性あり)。

こうやってテスト問題は作られているわけですが、

まあ、過去問というか、過去の定期テスト問題なんですが、この過去の定期テスト、確かにその中学校のテストの問題(特にその作成する同じ先生の問題)は一応効果も少しはあるかもしれませんが、それよりもデータ収集をしてしまえばいいのです。
この場合、特に大手の塾(集団、個別指導塾問わず)は、沢山校舎、教室をもっていますよね?そうしたら、沢山の生徒を抱えており、当然沢山の定期テスト問題が収集できるでしょう(個人塾でも、塾長、教室長とか、他の個人塾とかとの繋がり、ネットワークがあるなら共同でやるといいと思いますし、オンライン塾にしても、家庭教師にしてもネットワーク化すれば可能かも)。
ここで、収集方法を言います。

まず、
1、テスト範囲の確認。その中で、どの教科書含めた教材が出題範囲になっているかをチェックする。恐らく、殆ど中学で学校で使っている補助教材(副教材)のワークが存在しているから、予め生徒から、学校で使っている教材を貸してもらってその教材をコピーしておく。また、ほかにもプリントなどがあればそれもコピーしておく。

その定期テスト問題の中学、学年、使っている教科書会社、教師名、それから、

使っている補助教材(副教材)の名前、出版会社をきちんと記録しておく。これが3以降と影響してくる。

2、校舎、教室レベルで定期テスト問題との照合作業、出題範囲になっている教材の問題がどれぐらいそのままでているのかをチェックする。これで、1、2からどれぐらい出題されているのかがわかる。別にこの作業は政令指定都市や地区ごとの統括、基幹校舎みたいなところでやっても構わない。

ここからが、収集のポイントになります。

ここからは校舎レベルではなく、本部レベルで回収した問題を集めて、データを集めていきます(というか、そうしないと出来ないから)。

3、2の照合作業で出題範囲になっている教材から使われていない問題は、

 3、教科書の教師用指導書にあるテスト問題素材(ソフト)。

 4、2にあるワークとかの補助教材(副教材)の教師用テスト問題作成ソフト。

 5、これらのところにある問題を改良するとか、教師オリジナル(その教師オリジナル問題も使い回しの可能性あり)。

のうち、どれかです。そのうち5は中々特定しづらいですが(この場合、教師名からデータを集めていくしかない)、3、4はできますね。

3は同じ教科書会社のテスト問題を全て集めてしまえばいい。4は更に教材名や教材の出版会社に絞る(もしかしたら数学、理科、社会、国語の文法や、英語や国語の教科書以外の実力問題は教材名や教材出版会社でまた別に分けてもいいかもしれない)。

これらをやる事で、教師が使用しているだろう教科書の教師用指導書や補助教材(副教材)のソフト、素材書の問題も特定できてくると思います。

まあ、どうやってそれらのデータを集めた上で、塾生に還元してあげるか?って事ですが、

1、教科書会社別

2、補助教材名、補助教材出版会社別

3、教師別

に、その中学の学年別に書き出して、特定できているものを渡してみたらいいと思います。

よく過去問は著作権の問題とか色々あるので、因みに学校教師側も著作権を言うなら、教科書会社や補助教材の出版会社の著作権って事になりますね。この辺り一体どうなっているんでしょうか?(本当に著作権が主張できるのは完全オリジナル問題を出している教師だけでしょう)、もし、そのあたりを気にするなら数学や理科は数字を変えたりしてみる。

まあ、試してみたらいいと思います。


こんな記事もあるから、難しいですね。結局は高校入試に内申点が加算されるという問題なんでしょね。

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