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中秋の名月

#9月の男と女

9月も最終日。GTOです。

夫婦2人とも自転車で通勤しています。自転車2台ともタイヤの空気を入れるのは俺の役目です。

先日、仕事から帰宅した時、妻の自転車を目にした時、思いました。

「あ、久々に、タイヤの空気を入れなきゃ」

玄関にカバンを置き、代わりに空気入れを手にした、そのタイミングで奥から妻の声が聞こえてきた。

「自転車の空気入れて欲しい」

また別の日。

仕事終わって自宅への帰り道、フッと浮かぶ。

「明日の朝は、パンの美味しいBのお店に行きたいなぁ」

帰宅すると…妻も全く同じことを考えていた。

これは何度も起こっています

昨夜は中秋の名月。お月見の日でしたね。我が家もお月見して、妻が買ってきてくれたお菓子を楽しみました。

「もしかしたらGTOが仕事前に月見団子買いに行ってくれるかな」

と思いが浮かんだという妻。

しかし、買っていない。

それどころか「仕事前に月見団子を買いに行く」という思いも浮かばなかった。

それが浮かばなかったことに興味が湧いた。何故だろう?

「妻が仕事帰りにそれを買って帰る」とは、なんとなく思っていた。実際そうだった。

けれど月見団子を自分が買うことはピンと来ていなかった。

何も浮かばなかったのだ。

実際のところ「中秋の名月は、月見団子」というキーワード。頻繁に妻の口から聞いていたんですよね。最近。

とはいえ、俺はピンときていなかった。

そもそも結婚以来、妻は季節・お菓子を楽しむ姿をずーっと見せてくれていた。「5月5日は柏餅」「お彼岸はおはぎ」など。それまでそういうことに全く無頓着だったGTOも、結婚以来、毎年一緒に楽しんで来た。

とはいえ、俺はピンと来ていなかった。

お菓子は妻が選んで準備すると思い込んでいたし

「妻がいなければ、俺は季節のお菓子を食べないだろう」

という結婚前のスタンスは、いまだ在った。これ、一緒に居ても何も変わっていない?ってことか?

妻の姿、これ、俺のことだ!

驚きました。

自分の事になっていなかった!
切れていたんだ!
そりゃ浮かばなかったはずだ!

なんかすげーなぁ〜

この世界

目の前が自分になったら、とにかくすげーことは間違いない!!

本日もお読みくださりありがとうございます。

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