気持ちを言葉にする

《テン⭐️テレサ》です こんばんは🌝

#6月の男と女

ちょうどひと月前、母が入院しました。
脳梗塞でした。

職場で知らせを受けた私は病院へ直行し、
救急車で先に病院に到着していた父と合流。

半身麻痺の症状があり、目の見え方から
空間の把握にズレが確認されました。
呂律が回らず上手く話せない母。

しかし意識がはっきりしており
ひとまず父と安堵しました。

しばらくして母は
私にだけ聞こえる声で

「怖かった」
「生きているのがつらい」
と漏らしました。

弱さを見せず、時には強い態度で頑張ってきた気丈な母から初めて聞く言葉。

でも私は、気持ちを言葉にできてよかったと思いました。
励ますことはせず、ただ「そうか」とだけ答えました。

食事、歩行、身の回りのこと全てをサポートを受けながらの入院生活がスタート。

母は大丈夫だろうか?
私が病院を後にした時の、少し不安げな母の顔が脳裏に浮かんでいました。

後日、母の元を訪れると
ベッドの上でニコニコ笑って入院生活のことをたくさん話してくれました。

食事を食べさせてもらうことも
お手洗いを介助してもらうことも
身の回りのサポートをしてもらうことも

「なんだか赤ちゃんに戻ったみたい」と
笑って話す母。

以前の母からは想像もつかない姿です。

そして
「今日は上手く飲み込めたねって褒められたの」と嬉しそうに話す母。

まるで幼い頃に置いてきた
「できたことを喜ぶ」ことをしているよう。

母の姿から教えられました。

「できて当たり前」と自分に厳しくしてきた自分を。

できたことを嬉しい‼️って思い切り喜んでいいんだと嬉しくなりました。

先日、母と面会してきた父から

「母さん杖なしで歩いたぞ‼️」と喜びの報告を受けました。

そして
ドクター、支援センターの方、ご近所さん
たくさんの方々から

「お母さん良くなりますよ」と声を掛けてもらっています。

次に母に会いに行くのか楽しみです。

読んでいただきありがとうございます🪴

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