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力をくれるのは やっぱり我が子でした

私が公務員保育士を辞めるまであと約1年。

先日、次女(小3)にあと1年で仕事を辞めると伝えました。


今から約1年前。
学童を辞めたいと言っていた娘。
でも、仕事で帰りが遅くなることも多いので、
学童は続けてほしいと言っていた頃のこと。

娘から
「ママにお家でお仕事して欲しいなぁ」
そう言われました。

そのころの私は、
「そうだねー。」
と、その言葉を受け流すように話をしていました。
いつか辞めたいなぁとは思っていましたが、
まだ、自分が辞める決断をするとは思っていなかったんです。


それから、いろいろなことがあり、
私は退職を決意したわけなんですが、
今まで2人の娘には
学ぶ母親の姿や
楽しく働く母親の姿を
見せてきたと思っています。

休みの日にオンラインで学んだり、
時にはオンラインで講座を開催したり。

「これから、ママはオンラインでお勉強だからね!」
「今日はオンラインでママが先生の日だからね!」

そんな風に伝えてきていました。


そんなことを重ねてきて、
先日、次女に退職することを伝えたんです。

私は、娘が喜んでくれると思って伝えました。

そしたら娘の反応は私の全く予想していなかったものでした。


急にボロボロと泣き出したんです。


予想していなかった反応に私はびっくり。
なんで泣いているのか、
なんの涙なのか全く想像がつかず・・・

娘からの一言目は
「ママ、ごめんなさい」
だったんです。


「私がお家でお仕事して欲しいって言ったから。
 ママ、ごめんなさい。
 お家でお仕事してって言ったけど、
 ママは好きなことしていいんだよ。」

泣きながらそう言ってくれたんです。


1年も前に、自分が言った言葉を覚えていて、
その言葉で私が退職を決めたと
責任を感じたようです。


確かに、その言葉は私の中に残っていたけれど、
私にはやりたいことがあって、
夢を叶えるためには今の職場では叶えられない
そう思ったから退職を決めました。

全て私の意思。

だから、娘にもちゃんとわかるように説明をしました。

そうしたら理解してくれたのか、
少ししてから

「ママ、お金持ちになったら大きいお家建てようね!
 あ!でも、生活するお金も必要だから、
 ちゃんと考えないとだね」

そんなことを言ってニコニコしていた娘。
照れ隠しもあったかな?


娘に話す前、
「本当に私は続けていけるのだろうか」
と急に不安になっていた私は

娘の涙に

この涙を無駄にしない。
絶対に夢を叶えるんだ。

そう誓いました。


それと同時に、

私が保育士の仕事が好きで
楽しく仕事をしていること

そのことが娘に伝わっていたことが本当に嬉しかった。

自分のことより、私の思いを大事にしてくれる娘。
こんなに優しく育ってくれたことが嬉しい。

私はやっぱりいつでも子どもにパワーをもらっているみたい。

我が子から、素敵なプレゼントをもらいました。

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