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セレス入りアグロネクロのすゝめ

 初めましての方は初めまして。パセリです。アグロネクロ一本でローテグラマスまで駆け上がれたので、そのままのテンションでこの拙いnoteを書き上げました。
 タイトルには偉そうに”すゝめ”とか書きましたけど、実際のところはただの備忘録のような感じで書きなぐっています。アグロネクロはめちゃくちゃ簡単かつ時折プレイング出(たと勘違いでき)るデッキなので、グラマスにささっと上がりたい人、初心者や復帰したての人に触ってもらえたらなあという気持ちも込めました。よろしくお願いします。

0.『常闇の花嫁・セレス』について

図2

 『常闇の花嫁・セレス』ってアグロネクロに必要か?というツイートを見たことがあります。私は必要だと思います。人によりけり。おしまい。
 一応それらしい理由を述べるとするなら『機動二輪車』をより強く使えるから。それに尽きます。私はアグロネクロは疾走札よりもバーン札に偏重したアグロだと思ってます。『ネクロインパルス』、『暗がりの悪霊』の2種しか『機動二輪車』の+2/0バフを火力として有効に扱えません。
 『機動二輪車』が盤面にあるのに、適当な1コスか2コスを突進持たせて除去するだけなのは勿体ないと思った方は『常闇の花嫁・セレス』を入れましょう。適当な2コスが『機動二輪車』と組ませるだけで4点バーンに早変わり、3コスの生物は7点バーンする怪物になります。この火力を盤面除去しながら行えるって凄くないですか。また『暗がりの悪霊』なんかは顔面に通すことができれば素の進化で12点、『機動二輪車』を絡ませて進化16点『インモラルディザイア』重複と進化で18点飛ばすフィニッシャーと化します。
 よくある動きとしては5ターン目に『常闇の花嫁・セレス』進化&『スカルドリーマー』or『自由なる冒険者』を置く動きが強いです。盤面を確実にとりつつ6ターン目のバーンをほぼ確約でき、こういった5ターン目の理想ムーブが一つ増えるというだけでも強いと私は思ってます。

1.デッキリスト

画像2

 基本はこのリストになると思います。人によって『輪廻の強制』とか『ソウルガイド』の枚数が上下するかなあといった具合だと思います。あとは新弾の『ノーブルファントム』、『ゴシックリーパー』が入るかといったところ。
 この後も上記のリストを前提として語っていきます。

2.マリガン

 アグロデッキにおいて最もプレイングがでる瞬間はマリガンであると言っても過言ではありません(過言)。この節では基本のマリガンだけ述べて、各対面におけるマリガンの変化は次節で併せて述べます。
 さて肝心のマリガンですが、1コス、2コス、3コスのフォロワーを順に出していくのがこのデッキの基本かつ最も強い動きだと信じて疑っていないので、その動きを目指したものとなっています。

先攻一枚キープ…1コストのフォロワー、2コストのフォロワー(『ソウルガイド』以外)
 ※ 同コスト2枚目以降は全て返す。
 ※ 1コストの優先順位は『ボーンフリーク』>『妖しき薬師・シャオ』
 ※ 2コストの優先順位は『自由なる冒険者』>『スカルドリーマー』=『ゴールドラッシュゴースト』

後攻一枚キープ…上記のカード、3コストのフォロワー(『常闇の花嫁・セレス』以外)
 ※ 3コストの優先順位は『恨みの語り部』>『スカルフィッシュ』

セットキープその1…1コストのフォロワーor2コストのフォロワー(『ソウルガイド』以外)3コストのフォロワー(『常闇の花嫁・セレス』以外)

セットキープその2…2コストのフォロワー&3コストのフォロワー(『常闇の花嫁・セレス』以外)&『暗がりの悪霊』

 おしまい。当たり前っぽいマリガンで楽ですね。『暗がりの悪霊』は2ターン目、3ターン目の動きが確立されているときのみ残します。ぶっちゃけると3コスト2点生物は先攻で一枚キープしてもいいと思います。自分の右手と要相談。

3.各対面において

 この節では各対面で気をつけなきゃいけないカード、立ち回り、特別なマリガン等を記載します。他の方の記事では有利不利とか丁寧に書いてたりしますが、私が同じように己の体感を信じて書くとガバガバ記事になりかねないので、今回は敢えて書きません。回復多くて辛いねとか3コス生物が消滅されやすくて辛い程度の感想で済ませようと思います。

対セッカエルフ
 いたいけなフェアリーをぶつけてくる極悪非道なデッキ。特別なマリガンはありません。気をつけなきゃいけないカードは主に『瘴気の妖精妃・アリア』、『フォレストフェアリー』、『ワンダーツリー』の3種です。といっても『瘴気の妖精妃・アリア』を4,5ターン目までに引けてないセッカエルフはそこまで怖くないです。盤面はこちらの方が強く作りやすく、そのまま押し切れるパターンが多いので。
 問題は『瘴気の妖精妃・アリア』を引きつつ『フォレストフェアリー』、『ワンダーツリー』を絡ませて除去、回復、守護展開全てをこなされた場合です。特に『フォレストフェアリー』を繰り返し使えるように、しっかりと手札に回収する相手は辛いです。やめてください。こうなった時は細かい打点を刻むことよりも『ネクロインパルス』や『インモラルディザイア』等を絡ませて6~8ターン目に一気にライフを削りきることを私は意識しています。
 またこの対面に限り『金鉱のネクロマンサー』を6コストで投げることを意識しています。相手は中盤まで低タフネスが並びやすいデッキなので、2点AOEが存外刺さります。ケアしてくる人はそこまでいない。
 ちなみに消滅はないので『インモラルディザイア』を付与したフォロワーは即自壊しなくても大丈夫です。自壊パーツが足りなくても雑投げでOK。

対ロキサスエルフ
 
デッキの構造からして戦いやすい部類。でかい守護出されても『輪廻の強制』や『インモラルディザイア』を付与したフォロワーでどかせばモーマンタイ。ランクマではそこまで見かけないですね。
 消滅はない。

対ロイヤル
 
ロイヤルは型が定まってないためよく分からない。一番辛かったのは『追憶の大天使』、『フラッフィーエンジェル』、『オーバーヒートデーモン』等のニュートラルが多めのデッキ。回復は基本少ないクラスなのでリーサルの詰め方は比較的楽な部類だと思います。マリガンは基本的なもので問題ないはず。
 『曙の乙女・セラ』の返しとして、『ゴールドラッシュゴースト』が非常に刺さるので、温存しておくと上手く見えるかも。
 上記の通りニュートラルカードで消滅してくるので『インモラルディザイア』を付与したフォロワーはすぐ破壊するように立ち回りましょう。

対20枚以下ウィッチ
 
相手が準備している間にどれだけ詰められるかの勝負です。気を付けなければいけないのは『マナリアクイーン・アン』『銀灰の星・アレイスター』の2種。どちらも回復しながら盤面を確保してくるアグロネクロの天敵です。常に頭の片隅にこれらのライフゲインを計算に入れながら立ち回っておく必要があります。特に『マナリアクイーン・アン』はデッキが20枚以下になると『アンの大英霊』というデカい守護がでてくるのが正直ウザい。辛い。
 ただし相手がこちらを削りきるのはそれほど速くないため8ターン目が回ってくることは珍しくなく、相手のリーサルが無いと感じた時はゆっくりと大打点の準備をすれば勝てたりします。大打点が欲しい場面が多いため、後攻の場合『常闇の花嫁・セレス』は一枚キープ推奨
 また『銀灰の星・アレイスター』の進化時能力による消滅は強制であるため、こちらのフォロワーが一体のみだった場合回復できないというワザップがあります。無理して活用するほどのものではないですが、たまーに使える場面があるので覚えておくとよいかも。
 消滅はたくさんあるので『インモラルディザイア』を付与したフォロワーは即自壊させましょう。

対スペルウィッチ
 相手が準備している間に顔面しばいて勝ち。回復札は『決意の預言者・ルーニィ』のみ。入れてる人を見たことないですが『フォースバリア』を撃たれると面倒な場面があるかも、いややっぱりなさそう。マリガンは特別気にすることは無いです。
 消滅はほぼ無い。入れてたらビビる。

対乗り物ドラゴン
 ぶっちゃけ相手がどんだけブン回るかの勝負です。『竜の託宣』or『自由なる冒険者』&『烈覇のアルチザン・レジー』されなきゃ大体何とかなります。特に気をつけなければいけないカードは『ティアマト・マグナ』『覇道の君臨者・フォルテ』の2種。『覇道の君臨者・フォルテ』に関しては、気をつけるといっても出てくる『ドラゴン』にドレインが付くかどうかの運ゲーなので考えるだけ無駄感ありますが。『ティアマト・マグナ』以外のAOEはそこまで気にする必要はなく、その間に顔面しばく準備をすれば大丈夫です。
 マリガンは後攻に関してだけ『スカルフィッシュ』を気持ち強めに探したほうが良いです。先攻3ターン目にバフされた『烈覇のアルチザン・レジー』を後攻3ターン目に処理できるようにすることは試合を決定づけるレベルで重要なため。
 消滅は無いですが『ティアマト・マグナ』でスタッツを-2/-2され打点が下がるため『インモラルディザイア』を付与したフォロワーは即自壊推奨です。

対アグロネクロ
 
先攻が勝つ。後攻は細い糸を何とか手繰り寄せるしかありません。特に語ることもないので省略。

対ラスワネクロ
 
はっきり言って何が強いのかよく分からんけどちょくちょく見ます。特に気をつけなければいけないこともなく、強いて言えば『ナイトメアイーター』という獏でどこまで回復してくるかくらい。『死門を繋ぐ者』に1点ゲインがあるのは忘れがちなので注意しましょう。中盤以降は『人外魔境・クリストフ』でデカい守護が並びますがそこまでいかないことの方が多いです。よしんばそこまでいったとしてもバーンに切り替えれば何とかなったりします。マリガンは通常通り。
 消滅は無い

対進化ヴァンプ
 回復が多く個人的に辛い対面です。ただし、その分序盤に隙がある展開が多く中盤にそのまま押し切れるゲームは珍しくありません。この対面において負けパターンは複数あります。一つ目が『永劫の吸血鬼・アルザード』が4,5ターン目に3体目達成し延々と守護が出てくるパターン。2つ目が『クリムゾンウォー・ラウラ』を4,5ターン目に連続して出せれて全てひっくり返されるパターン。3つ目が『魔獣の女帝・ネレイア』の回答が用意できず盤面負けするパターン。他にもありますがよくある負け試合はこんな感じで、逆に言えばこれらをされなければ、いくら回復されようが盤面で勝っているので大丈夫なはず。マリガンで特に気をつけることはないです。
 消滅は無いですが『魔獣の女帝・ネレイア』でスタッツを-2/-2され打点が下がるため『インモラルディザイア』を付与したフォロワーは即自壊推奨です。

対バアルヴァンプ
 
後半まで戦える持久力は相手に軍配が上がりますが、序盤の制圧力および火力に関してはアグロネクロの方が上です。『魅惑の教鞭・イオ』がローテ落ちして本当に良かった。基本通りのマリガンと基本通りの立ち回りで問題ない相手だと思います。
 消滅は無い

対清浄ビショップ
 
辛い。回復と火力のせめぎあい。話せばわかる。大切なのは最後まで諦めないハート。
 少しだけ真面目な話するとランクマの清浄ビショップは甘えた動きが多いので焦らずに7,8ターン目をフィニッシュターンにする気持ちで立ち回ると勝ちやすくなると思います。この対面に限ったことではないですが、その場の火力よりもその後に最大火力が出せるようにキーカードを温存するのが肝要な気がします。つまり算数が大事。
 ビショップ相手に『インモラルディザイア』を付与したフォロワーはすぐ破壊。鉄則。

対カウントビショップ
 序盤が隙だらけなので一心不乱に顔面をしばきましょう。カウントビショップは型が非常に広いですが、序盤に除去と回復を行えるカードは『詠唱:一角獣の祭壇』『伝導の司祭・ロレーナ』『メルティングシュガー・セリーナ』の3種がメジャーだと思います。『栄華の加護神・ヤテラントゥ』も回復してきますがそこまで行く前にささっと倒すのを目標にしましょう。『双砲の神罰・アンヴェルト』を絡ませたタイプなら、どのターンまで盤面での削りを重視し、どのターンからバーンで削りきるか逆算しながら戦うと勝ちきりやすい気がします。
 ビショップ相手に(ry

対AFネメシス
 
序盤、中盤、終盤隙が無いよね。低コストのカードが豊富で、アグネクと同様に1ターン目から動いてくることが珍しくない対面です。また3,4ターン目に『アーティファクトシップ』『運命への反逆』から2/3の守護が出てくるのが非常に辛い。6ターン目以降なら『パラダイムシフト』『終末の番人・スピネ』からライフゲインと守護を両立してくるため、7ターン目を相手に迎えさせるとほぼ確実に負けます。そのため、アグネク側として火力となる札は一切無駄にしない立ち回りが必要です。後攻なら『常闇の花嫁・セレス』は必須レベルなのでマリガンで一枚キープしましょう。
  回復は『エッジアーティファクト』のドレインに頼っているため、ため込んだ『パラダイムシフト』を大量に使用してくる展開が予想できたなら、敢えて盤面を広げず『エッジアーティファクト』の攻撃先を作らないというプレイングがあったりなかったりします。
  AFネメシスに消滅はないです。『インモラルディザイア』を強気に使っていきましょう。

4.心掛けていること(プレイング?)

 この節ではアグロネクロを扱ううえで、普段心掛けていることを箇条書きします。アグロネクロを触ったことがある人は当たり前と思っているような内容しかないですが、当たり前をきちんとできれば勝てるデッキなのがアグロネクロ。ちなみになんで箇条書きなのかというと、ここだけの話ですが力尽きました(文体も崩します)。

・進化は打点を増やす(進化権1つにつき2点)目的以外でほとんど使用しない。盤面除去のための進化もなるべくなら『インモラルディザイア』を付与したフォロワーで行う。これならば『常闇の花嫁・セレス』に使用した進化権と『インモラルディザイア』付与のフォロワーの進化権で合計4点以上は飛ばせるので、進化権を無駄にしていない。

『スカルフィッシュ』のネクロマンスは確実に発動させる。例えば、先攻3ターン目に相手の2/2に『スカルフィッシュ』を相打ちさせるくらいなら、自前の2/2を相打ちさせて、盤面に3/2を残した方が強い展開が多い。ただし、3ターン目の2/3守護や『烈覇のアルチザン・レジー』に関してはネクロマンスが発動しなくても相打ちする。

『ゴールドラッシュゴースト』をエンハンスで投げた際にゴースト進化はリーサル以外でしない。将来的に2点は入るので進化は『ゴールドラッシュゴースト』にするのが鉄板。『ゴールドラッシュゴースト』の進化効果を一切無駄にしないためには、盤面を一つ開けておく必要があるがゴーストの1点の方が偉かったりするので別に気にしなくても良い。

『輪廻の強制』で相手盤面に何が出てくるかは把握しておく。3コスに守護持ちは少なくない。他にありがちなのが、ビショップ、ドラゴン対面において、相手の3コスト以下フォロワーが破壊されていない状況。その場合は『輪廻の強制』が実質2コストの確定除去かつ3コスリアニメイト(+2点が顔面)に早変わりなのでとても強い。

・4ターン目に確実に『暗がりの悪霊』で顔面を殴れそうなら、3ターン目に『スカルドリーマー』に『金鉱のネクロマンサー』を使用して『機動二輪車』を出すのは強い動き。『金鉱のネクロマンサー』は実質1コス2点換算するためのカードであり、この行動によって2点換算できているため。
※ラストワードと『金鉱のネクロマンサー』のリアニメイトの発動順は①リアニメイト②ラストワードの順。そのため、上記の行動では『スカルドリーマー』がリアニメイトで盤面に出てから『機動二輪車』が出て残る。

・後攻3ターン目に『常闇の花嫁・セレス』は出してもいい。絶対に4ターン目に出さなければいけないカードというわけでもない。実際1/4の必殺というのは対面からすると1対2交換を強いられるので、アグネク相手にカードを損したくない相手は無理して除去してこない場合も多い(特にウィッチは盤面が空の状態から先攻4ターン目に『常闇の花嫁・セレス』を除去する手段は限られている)。

墓場の数および打点は常に意識する。このデッキでネクロマンスを使用するカードは『スカルフィッシュ』、『妖しき薬師・シャオ』、『ネクロインパルス』の3種。6ターン目には自分の手札および盤面と相談しながら、どのネクロマンスを使用するのが効率的に打点が飛ぶか考える。7,8ターン目に『ネクロインパルス』を絡めて大打点を出すために、直前のターンで墓場が10になるような数だけカードを出して、実質パスするのはよくある行動。他にも『自由なる冒険者』&『金鉱のネクロマンサー』でリアニしたフォロワーを突撃自殺させれば、3コスで墓場を3つ増やすことができるので覚えておくとよいかも。打点に関しては自分の過去の自慢ツイートが参考になるかもしれない(右手が光っただけ)。

最後まで諦めない。アグロネクロはその構造上、デッキトップが打点につながりやすいので泥試合になってもワンチャンつかみ取って勝てたりする。たとえリアニメイト3で2点が飛ぶかお祈りになっても、『ゴールドラッシュゴースト』のリーダー付与で2点飛ぶかお祈りになっても、そこに勝ちの目があるなら最後まで戦い抜く。

5.あとがき

 後半力尽きましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。この記事が誰かの助けになればそれだけで幸いです。
 それでは良きシャドバライフを!

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盗んだバイクで走りだしてぶーんぶんしゃかぶぶんぶーん


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