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「ユミの細胞たち」恋する気持ちを思い出そう

毎日暑過ぎて、ずっとドラマ観て過ごしています。暑くなくても観てますけど、あまりにも観てるから何か言い訳しないと(^^;;

ユミの細胞たち」を観終えました。

Amazonプライムでちょっと観てみようとクリックしたもののアニメーションと実写ドラマのコラボ的な変わった構成に戸惑いまくり、これ、私のような歳の者が観てよいものなのか?今さらこんなかわいらしいお話、ちょっと恥ずかさもあり、家族の冷ややかな目も感じて、一旦閉じます(;'∀')
数日たって、ネトフリ終了でやっぱアマプラじゃーと再開してみると、ずるずると観るはめに。
そんなにおもしろいってわけでもないけど、先が気になるのでまた進むという韓ドラにありがちなパターンにハマりました。

トッケビ」のキム・ゴウンと「梨泰院クラス」のヒール役が印象的なアン・ボヒョン。キム・ゴウンさんは一重の韓国人らしい顔立ち。とりわけ美人顔ではないと思いますが、可愛らしいさがにじみでていてユミ役に合っていました。

もともとはコミックが原作で、ドラマではアニメーションがかわいいんだけれど、なじまなかったー。
ユミの細胞として、アニメのキャラクターが、気持ちやら行動を説明してくれるんですね。
こういう細胞がこのように働いて、感情を操作してくれてるんだということを目で見て理解できるというのはおもしろみがあります。
彼氏となるウンの細胞もアニメーションで描かれ、男性の気持ちというのはこのようなものなのかという興味も湧きます。
でも、アニメーションのパートがやっぱり子どもっぽく感じるのと、ちょっと長いのかなあ、退屈になって、たびたび飛ばし見することに。
「ユミの細胞たち」というタイトルだから、この細胞たちがいてこその話がなのに、これを飛ばして観てしまうということはかなり邪道であり、私は観てはいけなかった人だったと思います。

でも、最後まで観ました。
内容ですが、これまた最後まで観て完全に冷めましたな(-_-;)
ストーリー中、ずっとユミの考えには共感できず、むしろ彼氏のウンの気持ちのほうが理解できて共感しちゃうというのは、これ、あかんやろ!
男性の気持ちが分かってしまうというのは、私はもはや女子ではないのか?
いや、こういう「恋をする」という歳を十分通り過ぎてしまって、ただの良識あるおばさん目線で見てしまうとこうなってしまうんでしょうね。
こういう恋愛の始まりからのをドキドキやワクワク、嫉妬とプライド、好きなのに意地張っちゃったりね、自分でもこういうことを忘れて、すっかりおしろみのない大人になってしまっていることにがっかりです。

ドラマ鑑賞にも適齢期があることを改めて感じて、観終えた後も何だかもやもやと、ラブコメの割にあんまりいい感情が持てませんでした。
シーズン2があるらしく、そこにつながる伏線も感じられましたが、シーズン1でもうお腹いっばい。もうこの先を知りたいとも思わないし、観ないかなと思います。

このドラマで気になったのは、ウン役のアン・ボヒョン。今テレビで「六本木クラス」をやっていて、韓ドラ無関心の夫も「梨泰院クラス」に興味を持って観たいというので、ネトフリで2年ぶりに2週目を鑑賞中だったこともあって、あの板についた悪役を毎回の見ていたので、このギャップ。ウンは優しいけれど、デリカシーには欠け、空気も読まない。大体男性ってこういう感じって分かりやすく演じてくれていて、とても好感が持てました。ちょっとバカっぽくて、かわいく見えちゃうのが不思議です。演技の幅が広いんですかねえ。

純粋に人を好きになってトキメキを感じたり、ときには嫉妬にやきもきしたり、そういうのは若くてフリーなときでこそ楽しめる、それこそ「恋」であって、もうそのときに戻れない今となってはうらやましいばかり。
私にもそんなときがあったのかなあと忘れた気持ちを呼び起こしてはみるものの、主人公にもう共感してできなくなっている自分に寂しさを感じてしまい、残念でした( ;  ; )

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