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世界遺産検定合格のコツ

世界遺産検定にチャレンジしませんか?

年が明けると、ユー〇ャンなど「資格を取って新しい自分!」みたいなCMがバンバン流れますよね。
新しい年に新しいこと始めたくなるその気持ち、分かります。
私も毎年これやりたい、あれやるぞ!となるのだけれど、3月くらいには熱が冷めております。
そんな私でも2018年に世界遺産検定3級、2級を取りましたので、今年頑張ろうと思っている人に向けて、コツなどをお伝えしたいと思います。

私がなぜ世界遺産検定を取ろうと思ったか?

鈴木亮平さんが世界遺産1級を持っていて、その魅力を熱く語る姿を見て、私も「ここのあれがすごいんです!」語ってみたいとか、私は純粋に世界遺産のことを知って、実際生きているうちにその幾つかを見てみたいというのがあります。

そこに行けば歴史を体感できる。すごいぞ。

日本にもたくさん世界遺産はあります。
少し前に夫と行った姫路城。これも世界遺産。
これといった知識も持たずに訪れたけれど、世界遺産とは何か、どういったことを評価されて世界遺産に登録されたか、そういうことを知っていれば、もっと歴史を感じ、見どころも押さえられたのではないかなと、ちょっともったいない気がしました。

そんなことで、今まで姑にしばられてなかなか夫婦で外出することもなかったけれど、これから先、自由な時間ができるそのときがきたら、またゆっくり日本中、もしかして世界にも足を延ばして旅をするなんてこともあるかもしりれません。

ああ、夢は広がるぞ。

そんなことを想像しながら、世界遺産の知識を深めていけたらなと思いました。

ためしに3級を受験してみる

世界遺産検定ってどんなものか分からないから、ためしに3級から受験してみます。
まずはテキストと過去問をメルカリで入手。過去問は少し古くても傾向がつかめればいいので、古本でもオーケー。

世界遺産検定の前に自己啓発のためにアロマテラピー検定1級を受けて合格していたので、勉強習慣がついていて、同じような勉強方法で取り組むことにしました。このアロマ検定の受験経験が少なからず役に立ちました。

過去問を制することが重要

アロマの受験前は、同じ問題が出るはずもないのだから、過去問をすることに意味はあるのか?半信半疑で取り組んでいたけれど、大いに意味があります。
むしろ試験というのは、過去問を制することが最重要だと思いました。
実際アロマ検定を受けてみて、間違いなく過去問と同様のパターンの問題が出ていたのです。全く同じものは出ないけれど、傾向は同じ。

問題を出すほうとしては、覚えておいてほしいこと、知っておいてほしいこと、重要なことは「もうこれしかない」ということがあるのです。
検定を取得して、実際の仕事をするとなると、テキストに載っている隅々までを覚えて、理解して、人に自信を持って教えられくらいでないと意味がないけれど、「検定に合格する」ということにおいては、テキストを全て覚える必要ありません。
絶対に試験出るというところがある。そこだけをしっかりと覚えればいいのです。
アロマ検定の勉強経験から、過去問に出ていることから、逆引きでテキストをめくっていくほうが効率的だということがわかって、世界遺産検定でもその方法で対策しました。
そうすると不思議なもので、ここ出るかなあ、出ないんじゃないか?と定まらない思いでやみくもにテキストを一から読んでいたときは、全く頭に入らなかったものが、過去問から逆引きでランダムに「ここ」とターゲットを絞って読み込んでいくほうがどんどん頭に入るもの。
過去問を解いて→採点→正誤構わず全て索引で世界遺産を逆引きして、テキストで確認していく。
これはおすすめします。

世界遺産3級に合格しました

世界遺産検定自体は一般的な資格試験とは違って、万人向けで認定率も高いです。
1級以上は難関ですが、3級はといえば世界遺産の常識を問うもので、そんなに難しいものでありません。
中年主婦の私が約1か月の勉強で3級に合格することができましたから、何か資格を得たい、自分を試してみたいという自己啓発的な感じで受ける試験としてはチャレンジの価値はありますよ。

間を空けずに2級にチャレンジしよう

2月に2級を受けるつもりで、メルカリで2級のテキストを買い、ぼちぼち準備を始めていたけれど、何か間延びするなーと思っていたところ、攻略法を見つけようと受験経験者のブログを見ていたら、あれ、1か月あればできそうじゃない?とやる気スイッチが入ってしまいました。

2級の出題範囲は基礎知識や日本の世界遺産など、3級とかぶる部分があるから、3級の知識がまだ残っているうちに2級の追加分を覚えていけば効率的であることは分かっていました。
受験経験者のブログで、それは間違いないことがわかり、本来の世界遺産の知識を得て仕事に生かすとか、そういうちゃんとした目的ではなくて、検定に合格することに特化した勉強をすれば、攻略することはできるはずです。

世界遺産検定2級を受験して分かったこと

約1か月の集中勉強で世界遺産検定2級の受験に挑みました。
あんまりできなんかったなーというのが受験しての感想です。
全然知らない遺産名や項目が数か所あって、もう当てずっぽばっかりで、選択肢から選ぶのにもどれを選んでいいのかもわからない感じ。
どれだけ覚え漏れがあるんだ!と自分で「あほー!」と怒ってます。

日本遺産やここだけは外せないという部分はできたと思うけれど、迷ったところや見直して後から直したところは間違っていました。
試験の鉄則として、わからないところを当てずっぽで答えたところは、最初のインスピレーションが当たり
後でこうだっかな?と直すと間違っているもの。
迷ったら、知っているものを選択する。知らないことが選択肢にあると、知らないことに惑わされて、それを選んでしまうと、やっぱり間違っている。
総じて言えることは、今までやってきたことを信じて、これ、と思ったら、それが正解。回答を迷わないということです。

世界遺産検定2級に合格して

合格発表はネットで。
世界遺産検定のマイページにログインして見るのですが、これがなかなかの緊張感。
主人には無駄なことはやめななさいととめられていた自己採点、やっぱり気になって、試験当日の夜にこっそり見直してみました。
あんまりできなかったように思ったけれど、肝となる日本の世界遺産のところはまずまずできていました。
ネットで受験経験者の攻略法、体験談などを見てみると、世界遺産検定3級、2級では、日本の世界遺産の出題割合が多いので、これをほぼ回答できれば、合格ライン60点を攻略できるはずだと書いてあったので、とにかく日本の世界遺産を中心に何度もテキストを読んで、過去問も繰り返しました
当日もやっぱり日本の世界遺産の出題率は多くて、でもほぼ答えられたはず。
少し間違った部分がありましたが、意外や海外の世界遺産のほうで取れていたので、自己採点ではギリギリ60点を超えていたのですが、でもあんまり自信はありませんでした。ほんとギリギリだったので。

世界遺産検定2級の結果と認定証が届きました。

世界遺産検定2級の結果と認定証が郵送で届きました。

個人成績の検定データが出ているのですが、100点満点中62点でした。
危なかったぞ、60点が認定点なので、ぎりぎり(;´∀`)

基礎知識が20点中20点も日本の遺産が25点中25点とれていたのが、幸いでした。
この分野の配点が大きいので、基礎知識と日本の遺産を制することが、世界遺産検定3級、2級では鍵となります。

「世界遺産検定攻略」で検索して、合格経験者のブログを見て対策しました。
経験者からその攻略法を学んで、やるべきことを絞って、やらなくていいことは捨てるぐらい気持ちで無駄なく、効率的に勉強することが、短期検定合格のコツ!

そもそもは広く知識を持つことが検定を受ける目的だけれど、検定に受かるためには、必要なことだけを覚ることが大切で、出題されないことは覚える必要はないのです。検定合格を目的とすればです。
とにかく検定に合格して、認定されれば、それは公に認められる資格となり得るのだから、それを手にしてから、知識はどんどん後づけで身につけていけばいいのだと思っています。
その気になれば知識をふやす勉強は一生続けられます

若いころは勉強が嫌いだったけれど、今は何でもいいから知りたい、覚えたいという勉強意欲に燃えています。
大人になったら、数学や化学とか苦手なことにはふれずとも、自分の興味のあることだけを探究できるからだと思いますけれど。

今は韓国語を勉強していますが、将来的に観光地でボランティアガイドとかできたらいいなと思っています。

幾つになってもチャレンジすることに遅過ぎることはないし、取り組んでいる間は充実した時間が過ごせます。
そうして得た資格は、仕事であったり、ただただ自信になったり、きっと後で何かしらの助けになってくれると信じて。

いつでもチャレンジする気持ちをなくさずに、自分をアップデートしていければいいですね。


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