【25.04.2022】北方領土に行った話。

お疲れ様です、ひえだです。
最近は日本は暑かったり寒かったり変な天気が続いてますね。
私の職場のハバロフスクでは先日から水の切替時期に入ったため、
温水が出なくなったことに加え、セントラルヒーティング(室内に設置してある温水パイプ)も稼働しなくなったようです。
まだまだ寒いのに。。。

ここ最近、すごくありがたいことに大学生さん向けに2回も人生観とかロシアでの生活について話す機会がありました。

一個人の経験談に過ぎないのですが、皆一生懸命聞いてくれるし
質問もたくさんしてくれて私にとってもめちゃめちゃ刺激的な時間だったなー。

で、私は与えられたテーマについて話す時にはセットで
自分がロシアとどんなかかわりを持ってきたかも簡単に話すようにしてます。

例えばロシア語専攻だった、とか。
日露交流サークルの代表だった、とか。

北方領土にいったことがある、とか。

この昨今の情勢もあるようでさすがにこう言うと、
「え・どうやって行ったの??てか行けるの??」
という質問をやっぱり受ける。

まあ情勢関係なくても皆聞いてくるんだけど。

その時に話した内容も含め、私の思うところを少し話そうかなと。

※今回の記事は内容が内容だし、曲解されても困るので有料にします。


1.北方領土へ


私には大学時代、すごくすごくお世話になった恩師がいる。

あの人がいなかったら大学卒業後は何となくどっかの会社の一社員として働いて
一生ロシア語とは縁のない人生を送っていたかもしれないなと時々思う。

でも結局一度入社したいわゆる大企業を一年で辞めちゃったし
今じゃロシアで働いているという始末。笑

まあそれを後悔したことは一回もないけど。

その先生にある時、「北方領土、行ってみる?」と訊かれた。

日本人が北方領土に行くのはかなり難しい。というか事実上不可能だ。

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