ブラックホールという巨大なエネルギー場〜2020年6月5日 はふりめく〜
講 話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治
要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志
Q.
以前、ブラックホールとホワイトホールというテーマについて、先生からお話しを伺ったことがあったかと思う。その時に、ホワイトホール、ワームホール、ブラックホールという流れがあった場合、一般的にはブラックホールがワームホールになり、そこからホワイトホールになるという、一つの時間の経過のようなものを想像すると思うのだが、先生はその時、「そうではない」とおっしゃった。ブラックホールはブラックホールであり、ワームホールはワームホールであり、ホワイトホールはホワイトホールであって、徐々に変わっていくものではないと。これを元にクラインの壺について考えてみると、表と裏が循環してつながる構造になっていて、一瞬で表裏が変わる、ひっくり返るという世界があると思う。そういう意味で我々の仕事は今、すべてにおいて即切り替えていかなければ、時間のタイミングに間に合わない、といったこともあると思うのだが。そこで今日は時間を越えた「即」の部分、瞬時に切り替えて対応するということの重要性について、改めてお伺いできたらと思う。
A.
昨今は、宇宙、銀河系、Gコード、それから時間、といったテーマを中心に話をしているわけだが、これは要するに「エネルギー場を自分たちのものにできるか?」という課題と直接関わってくるという意味で、重要であるのだ。人類にとって決して避けては通ることのできないテーマ、といってもいいだろう。
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