感情を客観視する〜2020年5月25日 はふりめく〜
講 話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治
要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志
Q.
今に始まったことではないが、SNSをはじめインターネットの書き込みなどで誹謗中傷があったり、それが命を落とすことにまでつながるケースが昨今とくに目立っているように思う。我々は日々のお祓いの中で、一音一音に神が宿る、言葉(言霊)が命の源である、といったことを学ばせていただいているので、言葉の大切さというものを自覚することができる。しかし一般的には、言葉の扱いがものすごく粗雑になっている傾向がある中で、我々の活動の意義や先生の見解があればお伺いしたい。
A.
「殺し文句」という言葉があって、これは良い場面、そうでない場面の両方で使われることがあるが、これが良からぬ方向にいくと、本当に人を殺してしまうことになりかねない最後の、決定的な言葉になってしまうことがあると思う。
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