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【Part 1】 続・科学の言葉で、別天水を語ってみよう (後編)

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

【別天水物語 Part 1】をお読みいただいてありがとうございます。

さて、今回は、『~科学の言葉で、別天水を語ってみよう~』の続きとして、『~・科学の言葉で、別天水を語ってみよう~』です。

ゾクゾクしたお話を、ゾクゾクとお話できればいいのですが・・・では、始めます。

前回の【別天水物語 Part 1】では、時間足らずで踏み込めなかった、
“このクラスレート・ハイドレート構造が、そしてマイクロ・キャビティーが水の中に本当にできているのかどうかを、どうやって可視化・証明できるのか・・・”
というお話から始めさせていただきます。

が、そのまえに、皆さまは知るよしもないのですが、じつは別天水は発売に至るまでに、いろいろと〈水の特性・分析〉を行っています。ウォーターデザイン研究会というところにお願いしたのですが、この研究会の理事長である理学博士 久保田昌治先生は、我が国でも屈指の水の研究家として、

◆『水の百科事典』 :日本で初めての水の百科事典
◆『水ハンドブック:水の研究開発のバイブル
◆『水の総合辞典』 :理系だけでなく文系もカバーした辞典

の3冊の編集に編集長として携われた先生です。この久保田昌治先生に、別天水の〈水の特性・分析〉をお願いしました。別天水の〈水の特性・分析〉の何をお願いしたのか?

① 別天水の〈電気的特性〉の分析
〈電気的特性〉として、①-1.誘電率(ε’)、①-2.電気伝導率(σ)、①-3.誘電正接(tgδ)の3種類の電気的パラメーターの分析。

② 別天水の光学的特性の分析をお願いしました。
〈光学的特性〉として、②-1.紫外線スペクトル、②-2.赤外線スペクトル、②-3.ラマン散乱スペクトルの3種類のスペクトル(電磁波の波長ごとの強度の分布)の分析。

③ 別天水の粘性特性の分析をお願いしました。
〈粘性特性〉として、③-1.粘性係数の分析。

いやいや申し訳ない。なにしろ【別天水物語 Part 1】における説明領域は、『科学の言葉で、別天水を語ってみよう』です。とはいえ、「科学の言葉」をこれだけ羅列されると、さすがに読む気がしないと【別天水物語】を閉じてしまう方がおられても致し方ないのですが、もうちょっとご辛抱ください。

“このクラスレート・ハイドレート構造が、そしてマイクロ・キャビティーが水の中に本当にできているのかどうかを、どうやって可視化・証明できるのか・・・”の裏付けデータが、前述の、② 別天水の〈光学的特性〉の分析結果にあったのでした。重ねて申し訳ない。ここの説明もややこしいのですが、いきます。

マイクロ・キャビティーの中に取り込まれた水分子は周囲の水分子と反応しないため、クラスレートを形成している水分子とは異なる形状の電子殻をもつことになる。それによって水分子の光学的特性が変化することがスペクトルの格差の原因である。つまりクラスレート構造の中にマイクロ・キャビティーが数多く形成されるほどスペクトルの格差が大きくなると考えられるのである。

ウォーターデザイン研究会にお願いした〈光学的特性〉の分析結果には、このクラスレート・ハイドレート構造が形成され、そしてその中にマイクロ・キャビティーができていることを裏付けるデータとしての、スペクトルの格差が分析数値として測定されていたのでした。

なんか煙にまかれてない?・・・ごもっともです。かくいう私も、江本勝先生の著書『水からの伝言』に掲載されている〈ありがとう水〉の氷の結晶みたいなカタチで、皆さまにお見せできて、お話ができれば、なにもこんなややこしい科学の話を持ち出さなくてもすむのですが、なにせ、別天水は〈水 3.0〉の衝撃なのです。〈水 1.0〉の原水のままのミネラルウォーターとも、〈水 2.0〉のイオン交換処理水、磁気処理水、ファインセラミック処理水とも次元が、まったく異なる〈水 3.0〉です。

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自然水から活性水、機能水に進化し、さらに言霊情報水へと進化させた。この別天水を、我々は〈水 3.0〉と定義する、として開発されたのが別天水(ことあまつみず)です。

宮中祭祀にみる究極の水作り。
「宇都志国の水」とは、「大地の恵みにより得られたお水」。
「天都水」とは、「天皇による祝詞が吹き込まれたお水」。
この二つの水の組み合わせが、別天水(ことあまつみず)である中臣の水の儀の核心部分と言える、と自信を持ってお薦めさせていただいています。

水は、皆さまもご存じのように、薬事法とか、いろいろな法律の縛りがきつい商品です。それは当然のことです。
皆さまに飲んでいただき、皆さまの健康に少しでも貢献させていただくために開発された水、それが別天水です。私たちとしては薬事法が規定する医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器の4種についての安全性と、体への有効性を確保するための法律を遵守することはあたりまえのことと認識しています。

そろそろ『続・科学の言葉で、別天水を語ってみよう』も終わりに近づいてきました。
で、最後に、前述の3つの分析(別天水の〈電気的特性〉、別天水の〈光学的特性〉、別天水の〈粘性特性〉)をヴォーターデザイン研究会にお願いした目的を、ちょっとだけお話させていただきます。ここは分析をお願いした目的のお話であって、その結果がどうのこうのというお話ではありません。そこのところを違(たが)えないようにお読みいただければ幸いです。

① 別天水の〈電気的特性〉の分析:クラストレート構造ができているかどうかの検証。
② 別天水の〈光学的特性〉の分析:クラストレート構造の中にマイクロ・キャビティーができているかの検証。
③ 別天水の〈粘性特性〉の分析:水の流動性が高いか。つまり水のサラサラ度の検証。別天水は、通常の水よりはるかに高い流動性をもっていたとだけ、お伝えさせていただきます。

ということで、【別天水物語 Part 1】、~科学の言葉で、別天水を語ってみよう~はひとまず幕を閉じて、次回の【別天水物語 Part 2】に相転移してみたいと思います。

“水って、いったいなんなんだ”とか、“水の分子構造をなしている水素原子や酸素原子の真空量子〈場〉の中に、じつは言霊情報が取り残されている。その取り残されている〈場〉が、なんとゼロポイント・フィールドで、そのゼロポイント・フィールドが「中今」といえるのじゃないの”とかいった刺激的なお話をさせていただければ、と願っています。


←【Part 1】 科学の言葉で、別天水を語ってみよう (前編)はこちら

【Part 2】 別天水の「記憶」について考えてみよう (前編)はこちら→

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎<作成論文&レポート>:
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎<開発システム>
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としてのカナ漢字置換装置・
  JCN<愛(ai)>
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎<出願特許>
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎<取得特許>:「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等

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