コロナ第二波を未然に防ぐために〜2020年5月26日 はふりめく〜
講 話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治
要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志
Q.
この度、緊急事態宣言が解除の方向に進むわけだが、ある種、コロナの件が一つの区切りを迎えた感覚がある。今回の騒動の中では国内外ともに色々と膿が出るということがあったわけだが、この一連の流れの中で、我々人類は何を学んだのか?、あるいは何を学ぶべきなのか? また、これからどうあるべきなのか?といったことについて、先生のお考えをお伺いしたい。
A.
人間が命の危機を感じるというのは、地震や自然災害などいろいろあるが、なかでも病というのは、極めて心的負担も大きいものであろう。そういった意味では、祝詞でいうところの流行病をあらわす、疫癘(えやみ)というのが今回のウイルスについては一番近い表現になろうかと思う。
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