見出し画像

【まとめ】2021年10月18日〜10月23日のはふりこと

はふりめく 25話より 2016年12月26日

基本的には、多神教的な神という中には、一神教の創造神というような意味合いと、無神教的なニーチェ哲学の、神のないという神もいるというような概念まであります

白川から見ると、「はじめに成りませる神の名は」にあるように、最初に出てくる神様が「成った神様」なんですね。天之御中主神を創造した神、ということはいわないわけです

「富」という字でも、上に点をつけない「冨」という字があります。一歩譲るというか、最高なものに対して、配慮するというものがいわずもがなというか、語らないということをしているわけです。それが日本の奥ゆかしさでもあると思います

お祓いで、大事な部分で、江戸時代からいわれていたのは、口祝詞(くちのりと)にならないということです

お祓いをしっかりとあげていくと、毎回毎回、発見があります。そういう深いものが必ずあると思っています

毎回、同じようにあげて何の役に立つのかなということもあると思いますが、それは我々がお祓いの後、神を迎えていくということの中に本質があるといいますか・・・

最後は、本当に祝詞というのは平らけく、安らけく、清らけく、明らけく、という四つがあるだけです

昔、日本人が柏手を打って、人と挨拶をしていたということですが、それはその四つの表現だということです

はふりめく 26話より 2017年1月1日

人類の未来を美しく描けていないと、たぶん非常に大きな問題が起こるのではないかと思います

表面的な美しさに捉われていると、内実が、内容が充実しなくなるということになります

絵に描いた餅ではなくて、内実、基礎と内容がしっかりと整えていく時ではないかと思います

中身が充実するということが、これからのソフトウェアや、デジタル式の言葉というものにおいて大切なことになるのではないかと思います

はふりめく 27話より 2017年1月2日

神様は全知であるが、全能でない、という観点からみれば、人間がましてや全能であるわけはありません

それに近づこうと努力する中で、我々がお役に立てるということを意識する。この道をいくんだ、という確信が問われているのではないかと感じています

我々が持続可能な社会にできる知恵といいますか、それがどのようなものであるのかが分かれば、きっと人類は仲良く、沢山の人達が暮らせる社会ができるのではないかと

脳はほとんどが水と言われていますが、水によって共振し、共に元気に生きられる道を世界にお知らせするということが大切なことではないのかと思います

はふりめく 28話より 2017年1月3日

この三日間(正月三が日に行われる元朝祭)がどのようにできたかということが、これからの世界、日本というもの、あるいは我々が白川でやるということにおいて非常に大事な中身であると思っています

内実というか、中が充実してこなければ、それは意味のないことになります

素晴らしい教えや、素晴らしい道、あるいは哲学で日本という国を見つめるために、内容がなければ、世界から大した事がないなと思われてしまいます

我々は三年間が三日間の中にあるという考え方をするわけです。これが祈りや祓いの極意であります。時間が中今ということで、過去も未来も今という瞬間の中に存在しているということ。そういう生き方や哲学をもっているわけですね

我々は一体どこからエネルギーを入れているのか、ということが大事なことです

今の社会においては、食料と石油のようなエネルギーが基本にあります。そして、金融というようなものが大きなエネルギーの源となっているわけです

我々は、情報というものを大きなエネルギーにしていて、その情報のシステム化ということを色々とはじめています。この中身も非常に豊かな中身であります

白川学館としての原動力は何かと考えたとき、高濱先生がずっとおっしゃっていたように、「祓いに始まり、祓いに終わる」ということです

祓いの中に全てのエネルギーの源泉があり、祓い自体が最大のエネルギーだということを、我々は自覚しなければいけません

はふりめく 28話より 2017年1月3日

世界の哲学や宗教においても、宇宙は神によって創造されたとされます

瞬間、瞬間、中今に宇宙は創造されているという、現在進行形の創造論なのです。現在進行形の創造論を表現するものが、祓いです

祓いというものは、瞬間、瞬間に宇宙創造されていることの表現、意志です

創造の意志というものを、瞬間、瞬間に言葉にして表現して、発している。創造意志を発するということが、実は最大のエネルギーの源であるわけです

我々は唯物論ではなく、意志論です。無から有という世界のエネルギー場を使わせていただく。そこに大きな違いがあります

創造することができるということは、エネルギーそのものなのです。一番大事なエネルギーです

それが戻ってくる時の、創造して、維持されるエネルギーと、帰趨(きすう)といいますか、破壊されて元に戻ってくるということが大事な中身であるわけです

これからのソフトウェアというものは、創造意志エネルギーの情報系と、創造・維持・破壊するエネルギーが等価ではあるが、それが創造の点に帰ることによってエネルギー場が作られることが可能になるという、哲学でもあります

必ず中今というところに戻ってくるわけです

人間の意識場が創造ということの意志と、創造という意識場が新しい全てを満たしていくエネルギーの源になります

広い意味では物理学の上をいくような、全ての源となる学問、窮理学(きゅうりがく)というもので、一番の中心になるものがエーテルではないかと思います

しっかりと、創造の意志というもののエネルギー場を世界に広げていくということが、大事な仕事であると思います

はふりめく 29話より 2017年1月5日

毎日、お祓いを一緒にやっているとだんだん合ってくるのですが、最初の声のギャップというものが、己と他者を知る良さでもあります

みんながお祓いをやるからやるということもあると思います。そういうことを感じたときは、自分が行きたいから行くという意識にもっていき、もう一度体勢を変えてしまうというかですね

朝、人が行くから自分も行くという、他動性ということですと、それは意識の崩壊なのですね。そういう意識もありますが、二次的な意識になってしまいます

主体意識といいますか、自分が自己意識で生きるというところに変えることをしないと、お祓いの主体的な意味がなくなってしまいます

入り口でもって確認してほしいのですね。祝殿に入る前に。自分があげたいからあげるという意識に変換してから入ってくるということです。それが主体意識だと思います

それ以外は物事を創造しない、二次的な意識では、物事は創造しないのですね。生まれない。創造意識にするには、自分がまずはこれを発生したいというか、合わせたいというものをはじめればいいのですね

創造を行う瞬間瞬間の中今の作法というもの、それを我々が一日のはじまりのときに意識することが大切です

人間というものは自分が意識した瞬間に、意識を飛ばして、宇宙を存在せしめています

中今ということも含めてそうですが、瞬間に宇宙創造ができて、またそれが創造・維持・破壊して、帰趨して戻ってきてという繰り返しなんだということを、三人の先生から聞きました

意識というものは、自分が宇宙を創り出す、自分が存在して宇宙を創り出しているという意識を、どこまで持てるかがポイントになると思います

創造の意志というものに、自分自身を重ね合わせていくことによって、広がりが創れるわけです

お祓いという、宇宙創造というもののはじまりの響きに合わせる。母音に合わせる、子音に合わせていく。それが倍音になったり、地球のあいうえお、木火土金水、シューマン波に合わせて、地球の生命エネルギーと一致して、生きていくということを可能にできるわけです

祓いの中で、一日の調整をしながら、もう一度、自分が自分自身とこの宇宙を創造する意識に立って一日をはじめると。そのようなことができればいいということを感じました

以下URLより、最新の「はふりこと」をご覧いただけますhttps://twitter.com/hafurikoto

この記事は素晴らしい!面白い!と感じましたら、サポートをいただけますと幸いです。いただいたサポートはParoleの活動費に充てさせていただきます。