構文の五階層による言霊のデザイン vol.05
監修:大野靖志 / 執筆:寺内輝治
構文の五階層は、私たちが普段の生活で直面するあらゆる状況に応用できます。
今回は、がんを患っているケースを例題にして、どのように構文を作成するのかをご紹介します。構文作成のコツをつかむための練習として、一人称構文・他人称構文をご覧になり、そこから先の構文はご自身で作ってみられてもよいでしょう。
◎一人称構文
「私はがんを患っており、死ぬことを恐れている。だが、治療も怖い」
◎他人称構文
「医師は抗がん剤を勧めてくる。副作用を恐れ