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Jリーグ移籍市場感想【サガン鳥栖編】

YouTubeで毎日Jリーグの話をしているつっつんです
今回はYouTube企画をnoteに引用して話していこうと思います
よろしくお願いします


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では鳥栖からい改めて振り返っていきます
主な新加入選手【1月9日現在】

宮代 大聖

垣田 裕暉
西川 潤
福田 晃斗
ジエゴ
藤田 直之

小野 裕二
その他数名

out
梁 勇基
小屋松 知哉
大畑 歩夢

樋口 雄太

仙頭 啓矢

酒井 宣福

山下 敬大

その他数名

いやー思っていたより動いたなぁという印象です。
覚悟はしていても実際にこんなにも動くものかと。
鳥栖のは場合は少し他のクラブと事情が違うので評価する視点をいくつか用意しました。

①育成型クラブとしては70点。
鳥栖は育成型クラブとしてやっていくと公言しているので、育てて他のクラブに放出して移籍金を得る。そして新しい若手有望株をその移籍金で獲得をする、という循環を作ろうとしています。
育てて売る、という若干冷たい言い方ですが、それでいうと100点です。なかなかチームが掲げる目標を達成できるチームはありません。理想は語るが結果がついてこないチームの方が多いです。
そういう意味では鳥栖はよくやっていると思います。
しかし、トータル100点ではありません。
それは若手有望株を「完全移籍」で獲得できなかったところが要因のひとつです。
理想を言えば、若手有望株を完全移籍で獲得し、将来的にいつでも移籍金を得られる状態での加入が理想ですが、それはかないませんでした。
日本と海外の違いで、日本はお金を稼ぐことが悪いこと、という意見が海外よりも多いので、こういうことを言うと怒られかもしれませんが、育成クラブの究極の形は育てて売る、移籍金を得る、ということなので若手有望株も完全移籍で獲得できると一番良い形です。もちろん、海外に行くときに条件が揃えば、連帯金として移籍金の一部をいただくことは可能です。
今年の冬の移籍市場に限定して言うと、完全移籍で若手をとれなかったのは少しクラブの目指すフィソロフィーとは違う形になってしまったと思います。まずは赤字の解消、ということもあり完全移籍というのは難しかったかもしれませんね。
もちろん、すでに鳥栖には有望な若手がいますので、ここ数年の鳥栖の動きでいうとどこよりも個人的な評価も外からの評価も高いです。
選手が鳥栖に行けば成長できる、クラブも鳥栖に選手を預ければ成長できる、そう思ってもらえる土台はできました。これは素晴らしいことです。
そして、藤田選手や福田選手、小野選手など、若手ではありませんが鳥栖でプレーした選手が帰って来てくれる、そんな場所になりつつあることもポジティブな要素のひとつかなと思います。

②勝つための補強60点
鳥栖の場合は勝つための補強と先述した投資的な意味合いでの補強と切り分けて考えた方がいいのかなと思います。
勝つための補強というのは、OUTに対してそれを上回る補強ができたのかどうか、もしくは純粋に主力を残しつつ新戦力を獲得できたか、というのが自分の中の基準です。
それでいうと、なかなかに厳しいのかなと思います。
もちろん新加入選手の中には即戦力になれる力をもった選手も多くいます。
しかし鳥栖の場合はOUTで力のある選手があまりにも多く出て行ってしまい、昨年と比べて戦力としてはダウンしたと思います。
ただ、1年前の鳥栖の戦力があれだけ活躍すると予想した方は少ないと思います。
鳥栖の魅力はまさしくそこで、期待値を大きく超える選手が突然出てくるところです。
岩崎、垣田、宮代、相良、石井、西川、福井、楢原などなど、ニューヒーロー候補はたくさんいます。
補強という面では厳しい評価をせざるを得ませんが、ポテンシャルとしては相当に高いチームです。
個人的には石井選手には期待をしています。20年シーズンのホームFC東京戦のゴールは今も頭に残っています。
そういう意味では楽しみなチームのひとつです。
少し、途中不快にさせてしまう表現もあったかと思いますが、もしそうであれば申し訳ありません。
鳥栖のもつポテンシャルに期待しつつ、終わらせていただこうと思います。
ありがとうございました。

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