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【SV s16最終705位】無限の衝突、虚式スタン

まずは、読んでいただきありがとうございます。
X(旧Twitter)名そら豆で活動しています。
ポケモンアカウントは全てフォロバしてるので気軽に絡んでください笑
初めて自分で考えて構築を組んだので記事にしてみました!

 "レートを上げる" "順位を伸ばす"ということを意識するようになったのはs15からです!
 最終日に潜る習慣すらなかった初心者の記事ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
  本記事では"初心者上達論"のような立派なことは語れませんが、初心者の方へのヒントのようなものを残せたら。と思っています。

前提としてこれまでの戦績を書いておきます。
s1 : 最終80000位付近
s2 : 最終7900位付近
s3 : 最終3000位付近
s4 : 最終4000位付近
s5 : 最終3000位付近
s6~s14 : 記録無し(ほぼ潜ってない)
s15 : 最高レート198×
   最終1000位付近

つまり、初心者です。笑

パーティー名は某〇術廻戦から取りました。
最終的な調整とは異なりますが、レンタル公開しています。



構築経緯

 シーズン序盤(~15日)から中盤(~25日)付近にかけてひたすらレギュDスタン(ディンカイサフゴパオカミウーラ)を使っていたところ"パオカミウーラ"が最強だと感じた。中でも"ブエナカミの起点作成→積み技ウーラでの全抜き展開"が再現性も高く、上位の並び(BIG6系統)にも通用することに着目し、基本選出とした。
 そこで過去の記事を読み漁り、うわっきーさんの構築記事が目に留まったので参考にしてみた。

【S14最終9位.10位】雷鳴カミウーラ

 実際に同じ6匹を育成して回してみたところ"電磁波カミへの過剰なメタ"
(有象無象の電気テラス、正直これは押してる相手がおかしいが速いブエナカミの身代わり挑発(たまにミストフィールド)、チョッキランドの増加)
が感じられたため、電磁波以外での起点作成をすることにした。
 電磁波カミの強みの1つである「ブエナカミミラーで足を奪いながらワンパンする動き」が不安定だったので正解だと思う。とは言っても、メタ対象になるということは"それだけ高いパワーを保有していることの証明"でしかない。
 実際に電磁波カミの対応範囲は広く、有象無象や特にオーガポン相手にテンポを取っていける点が魅力的だった。そこで、ブエナカミは次の2つを満たせる型にした。

①裏の積みポケモンへ繋ぐ起点作成を遂行できる。
②オーガポン相手に最低限の仕事ができる。

 電磁波以外で前述した2つの項目を満たせる型なので、必然的に"甘える"採用が決定した。最初はBCSベースの"甘える痛み分け"で採用してみた。抜群に使用感が良く、最後まで甘えるを使うことを決意した。
 しかし、ここで"相手の初手欠伸ガチグマが無理すぎる"と話題に。
カミに"挑発"を採用する技スぺがない為、ガチグマに1.5体以上もっていかれてしまう。そこでカミに3つ目の役割を追加した。

③ガチグマにテンポを取る。

 構築記事を読み漁ってみると、どうやら"特化ガチグマのテラスブラッドムーンを起点にしながら体力管理して突破できるポケモン"がいるらしいので採用してみた。現在のハバタクカミである。

【SV S15最終19位】剣の方程式

【S15最終37位/91位】世界は可愛く出来ている

 ここまでで基本選出が決定した。次に、上位の並びに投げられる初手要因を探した。しかし、ここはすんなり決まった。
 構築経緯にて前述した通り初手"欠伸ガチグマ"が対応範囲も広く、なにより相手にしていて辛かったため即採用。
 次にランドブリアシレライコハッサム絡みへの崩し枠として"電テラオボンパオ"を採用。
以上4体を軸とした。
 また、今期はイダイトウ入りスタンに負けたくなかった為"ノマテラゴツメカイリュー"、グライ絡みの受けまわし(受けル, ママングライ)への対抗手段として"悪テライーユイ"を採用し、構築が完成した。

コンセプト

・匿名性の高い並びを使って軸を押し付ける(相手に対応させる)。
・選出画面で勝てない並びを作らない。

単体解説

採用順に紹介します!

ハバタク神

治療様(@chiryyy0)から頂いたA0マスボ色証個体

テラスタイプ:フェアリー
性 格:臆病
特 性:古代活性
実数値:155(196)-54(個体値0)-103(220)-160(36)-156(4)-178(52+)
技構成:ドレインキッス/シャドーボール/瞑想/甘える

[調整意図]
HB-陽気パオの+2氷テラス礫13/16耐え(目安)
   特化ウーラの水流確定耐え
HD-特化ブリジュラスの眼鏡ラスカ確定耐え
       D+1状態で、ステロ+C特化シルクガチグマのノマテラブラム+真空波     瀕死率25.39%
S-麻痺後準速カイリュー抜き
 遅いカミ抜き
C-ドレキでの回復量意識でなるべく高く

本構築のMVP。
 ハバタクカミのNN界隈で最もセンスが良いと勝手に思っている。笑
 ほとんどの試合で選出した。基本的には、2手目に投げて起点作成→裏のエースに繋ぐ役割。完成された技範囲、耐久振り+高い素早さによる行動保障、見た目、どこを取っても最高のポケモンだった。
 特殊での打ち合いに滅法強い且つ、有象無象の物理ポケモンを機能停止にしかねない。S振りのおかげで遅いブエナカミミラーでは一度も上を取られなかった。

 最初は電気テラスで使用していたが、電磁波カミが減少していることや、単純にハバタクカミとしてのパワーが落ちるため、妖テラに変更。

 また、構築単位で重いアロキュウに対しても、
アンコ前提で瞑想→アンコされる→炎ポン引きに瞑想→カイリュー引き
のように立ち回ることで壁ターンを枯らしながら数的不利を取らない動きを実現することができた。あとは気合。不利構築だと割り切って立ち回った。S振りによって再展開しても上から動ける場面が多かったのも良き。Bを1削ってSに回してもいいかも(110族との同速を回避)。

ウーラオス

関係ないけど寝てる時のモーションかっこいい。

テラスタイプ:毒
性 格:意地っ張り
特 性:不可視の拳
実数値:191(124)-200(252+)-135(116)-*-81(4)-119(12)
技構成:水流連打/ドレインパンチ/アクアジェット/剣の舞

[調整意図]
HB-特化パオの抜群テラバ11/16耐え
   (打たれる場面少なかったので乱数甘えました)
HD-臆病ツツミのフリドラ10/16耐え
   (打たれるばm…
A-リーチ意識でガチ特化。
   水流でB4パオ乱数一発(84.42%)
S-ミラー意識で12振り

武道熊師。
 おやつがなかなか貰えずに苦労した。周回大変。
 パンチグローブ+剣の舞により、H197 B116ゴツメカイリューぐらいなら押し切れる。積み技+確定急所、強すぎ。
 今期無限にミラーが発生したのでS振りが活きる場面は多かった。特に格上相手。ダメ計を回すと分かるが、積み技持ち水ウーラ、絶妙に数値が足りない。というより、努力値に余裕がないという表現が適切だろうか。
 襷やスカーフ等の行動保障アイテムを持てない分H振り水ウーラはまず、パオの抜群テラバを意識するだろう。パオの抜群テラバを確定耐えする場合、努力値にして最低288必要(間違ってたら教えてください)。つまり、乱数を甘えない限りAを特化にすることができない
 Hを振るとなると、次に意識したいのはツツミのフリドラ。ここも同様に乱数を妥協する必要がある。また、基本的にドレインパンチの打ち合いでは後攻が有利とされるが、ウーラミラーにおいてはその類ではない。
 ミラーでの強さは以下のように表される。

オボンビルドS振り水ウーラ>>パングロ剣舞HAB水ウーラ
>HA剣舞水ウーラ(雫等)>スカーフ水ウーラ>>>>>>>>>>詰み技悪ウーラ

 最初は悪ウーラを軸にしていたが、これが原因で解散となった。
 自分が使っていたウーラはパングロ剣舞HAB水ウーラに勝つことを意識した結果の調整。だからこそ乱数を妥協しまくっている。

ガチグマ

1発でA0個体(ダメかも表記)が出てくれた、感謝。

テラスタイプ:毒
性 格:図太い
特 性:心眼
実数値:219(244)-67(個体値0)-157(20+)-156(4)-115(236)-73(4)
技構成:ブラッドムーン/大地の力/欠伸/月の光

[調整意図]
HD-特化ガチグマのノマテラブラム15/16耐え
HB-なるべく高く
S-ミラー意識で4振り
C-余り

ガチすぎる熊。
 "龍臨 反発 番いの流星 避けろよ"パーティー名の由来となったNN。
親名は一番好きな、"五条悟のあのセリフ"から取りました。同士がいたら嬉しい笑
 Dに厚く振ることで、スタンパへの初手要因に求めたことをほぼ全て満たしてくれた。動きは全て決めていたため、技選択で迷いはなかった。
長くなるのでここでは割愛、聞かれれば答えます。

 欠伸で相手を流しながら交代際に高火力のブラッドムーンを打ち込む無慈悲なポケモン。今更語ることは特にない。最強。
 調整におけるジレンマをここでも書いておきます。特化ガチグマのノマテラブラムの乱数をあと1個(努力値にして8)甘えると、テラス後に特化ウーラの水流の乱数がずれます。でもここは妥協したくなかった。

パオジアン

C0厳選大変だけどパオジアンだから許せる。

テラスタイプ:電気
性 格:陽気
特 性:災いの剣
実数値:171(124)-171(244)-100-85(個体値0)-85-190(140+)
技構成:氷柱落とし/テラバースト/氷の礫/剣の舞

[調整意図]
S-最速トドロクツキ抜き抜き
A-ほぼぶっぱ
    -2状態でA>Cとなる最小値(テラバ意識)
H-なるべく高く

つよくてかっこいいパオジアン。
 順転要因。個人的に五条悟の技で1番好き。今際の際ROMで捕まえたかったが、ボックスに古剣豹がいたのでわざわざHOMEで輸送してNNを変更した。個人的にパオジアンの性能は大好き。零度はアンチ。
 主にランドアシレやハッサム系統のサイクルを破壊するために採用。
採用当時から最終日初戦まではHABベースで使用していたが、耐久振りが活きる場面が特になかった(もちろん活きる場面もある)為、耐久振りによる行動保障ではなく、素早さによる行動保障を優先した。あと、最終日初戦に初手パオツキ対面で鉢巻蜻蛉押してきたのでそこを咎めるため。
 他にも、パオを見て投げられるようになるのでS振りの利点は多かった。
B4パオへのテラバのダメージを考えるとこれ以上Aは削りたくない。

 アシレーヌ、パオ受けみたいな顔してよく出てくるが+2氷柱でH振りぐらいなら普通に確2取れる。最強。

イーユイ

イーユイのA0は割とすんなり出てくれた。ミヨミヨ~

テラスタイプ:悪
性 格:控え目
特 性:災いの珠
実数値:131(4)-76(個体値0)-100-205(252+)-140-152(252)
技構成:オーバーヒート/悪の波動/カタストロフィ/挑発

[調整意図]
C-破壊意識でガチ特化
S-最速ブリジュラス抜き抜き
H-余り

火力お化け。
 反転要因。起き上がって赫を打つシーンかっこいいよね。このポケモンを採用する時、絶対このNNを付けようと決めていた。パオとガチグマのNNは巻き込まれて統一された形。このためだけにわざわざ中国語の勉強(勉強というほどでもない)をしてNNを付けた。笑
 初めて構築に採用したが、めんどくさい"サーフゴーの選出を抑制"したり、炎オーガポン相手に"選出画面でワンパンの可能性を考慮させる"、相手の"初手イーユイに躊躇いを持たせる"等、選出圧力としても密かに活躍してくれた。
 主に受け崩しが役割。H振りオーロンゲをワンパンするためにオバヒ採用、グライを破壊するための悪テラス、受けだしてきたハピナスを強引に削りながら回復させないためのカタス挑発。技構成は完結しているように感じる。
 途中から初手ブリに強いことに気付いたが、別に困ってなかったので意識して投げることはあまりなかった。
 刺さってる構築が想像以上に多かった為、投げたくなることも多かったが、あくまで補完枠。オバヒを放射に変えるという邪念がよぎるが我慢。

カイリュー

マウスカーソルにしている。ぷにぷにした見た目が好き。

テラスタイプ:ノーマル
性 格:図太い
特 性:マルチスケイル
実数値:197(244)-154-154(196+)-121(4)-122(12)-107(52)
技構成:エアスラッシュ/電磁波/アンコール/羽休め

[調整意図]
H-羽休めの回復量最大
B-11n
S-麻痺したドラパ抜き
C-余り
D-余り

テラスタル環境の王。
 A0にしたかったが用意できなかった。バイオレットあるある、ミニリュウの色厳選死ぬほど面倒くさい。
 初めて補完枠としてカイリューを採用した。正直今回の役割ならトドロクツキの方が良かったが、選出画面でのパワーを落としたくなかったためカイリューでの採用。コンセプトにも繋がるが、相手に初手スケショカイリューをケアさせる。
 イダイトウに強くするためノマテラゴツメで採用したが、イダイトウ入りに投げないことも多かった為、妖テラでクッションとしての性能を伸ばすのもあり。処理が面倒な水ポンに強いのも偉い。
 補完枠のつもりだったがハッサム入りへのクッションとして投げたり普通に電磁波アンコで起点作成もできる為、改めてカイリューのパワーの高さを思い知った。

選出

対BIG6系統

ガチグマ+ハバタクカミ+ウーラオス
スタンパには全部この選出。

対ランドブリアシレ系統

パオジアン@2
相手の構築見て柔軟に選出。

対ブリイダイトウ

イーユイ+カイリュー@1
そんなつもりはなかったが挑発イーユイが初手ブリに割と強いことに途中から気付いた。

重いポケモン

・アローラキュウコン
 パオウーラ使ってると無限にこいつが課題に挙げられる。炎ポンが構築に居ない為、尚更。

・水オーガポン
 単純に処理が面倒。相手してると基本こいつにテラス切られるし、テラスを裏目させることができない。カイリューで頑張るしかない。

・初手コノヨザル
 重いというより全対応が難しい。めんどくさいに近いかも。

・クリアチャームカイリュー
 カイリュー界最弱の型だと思っている(環境に左右されるという意味)為切っていたが、4桁で死ぬほどサブROMがこのカイリューに足を引っ張られた。一定のレート帯を抜けると一気に減るイメージ。

結果

最高R199×(20チャレ) 最終R1962
TNパルム最終705位でした。
初の3桁ですが、嬉しいよりも悔しいが勝ってます。

感想

ここまで読んでくださりありがとうございました!!
ここから下は初心者の方向けに書いていきます。
 今期は初めてサブROMというものを始動してみました。正直必須です!
最終日はメンタルとの闘い、精神安定剤として少なくとも2ROM以上は運用するべきだと思います!
 僕は今期終盤まで4ROM運用してましたがさすがに過剰でしたね笑
中盤(22日)に3ROM1900乗せていましたが、最終日に動かしたのは2ROMだけです。シーズン序盤、早めに3桁に乗せることができた為、環境調査という意味でも物凄く有益な中盤を過ごせたと思います!
 また、今期特に強く感じたのはとにかく対戦数を熟すことが大事ということ。
 我々初心者には知識も経験も理論もありません。それらを少しでも埋められる努力が対戦数を稼ぐことです。僕自身、春休み期間というのもあり4ROM合計で1100戦以上対戦しました。正直異常だと思います笑
 でも対戦しなければ"何に勝つことが大事なのか"、"何が環境に通っているのか"なんて天才でもない限り分かりません。泥臭くても最後に勝ってる人が1番かっこいいです。これからも、"変なプレッシャーを感じず適度に緊張し、楽しむ"ことを忘れずに取り組んでいきます。

 ところで、初の3桁なのになぜ悔しいの?って思われる方もいるかもしれません。見苦しいかもですが読んでください。僕を反面教師にしてほしいので書き残しておきます。
  4/1(月)3:14時点で2ROM1960付近という僕にとってはかなり良い位置につけていました。それも流れが来ていて、メインとサブがお互いを追い抜き合ってる状況が1時間程続いてた時、疲れていたのか仮眠を取ろうとしたんですよね。笑
 前日眠っていなかった為、起きられるはずもなく…気づけば朝の10:38でした。。。それで最終日前日に対戦をしてたならいいのですが、普通にYouTubeで動画を見ていただけという…。
(今〇ポケとポケ〇ルの動画面白かったです。)
 最終日潜る習慣がある人は個々のルーティーンが確立されていると思いますが、初心者にとってはそこすらも未知の領域。次最終日挑む機会があれば前日にしっかり睡眠をとっておこうと思いました。笑
 もっと上を目指せる構築だっただけに悔しいという話です笑
以上、初心者の失敗談でした。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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