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【仏教から教わる多様性社会】

海外から結婚式のために訪日した方のお話。


仏寺で、
LGBTQの人のための催し

記事にある埼玉のお寺さんでは、かねてよりLGBTQの人のためのイベントが行われていたとか。
当事者のための成人式などを取り行っていたようですね。

今回も、類する取り組みの一つ。
男性同士のカップルが挙式をしたようです。

ワタシはとんと無宗教ですので、宗教話は全くの門外漢。
ただのイメージで、お寺さんはコンサバな印象を持っていました…ので、とても記事に驚いたのです。



仏教の教えは『多様性の尊重』

仏教には多様性の教えがあることを、この記事で初めて知りました。
先の通り、ただのイメージで、お堅い印象を持っていたのもあり、目からウロコの新知識。

確かに「死んだら皆、ほとけ」みたいな言葉聞きますものね。あれも一種の「多様性尊重」なのでしょうか。
罪を犯そうが何をしようが、死んだら皆仏となってあちらの世界に行くのだ…というあたりの価値観が、立場違えど皆同じところに行く=多様性尊重ということ… ?

記事のお寺さんは、仏教の『多様性』という教えを重んじたことで、立場の別なく集まり祝える場を設けるようになったようです。

多様性とは、昨今は耳タコなワードですか、そうなる以前の宗教観のお話。
お寺さんの価値観があまりにもナチュラルで、至極先端行ってるなぁと感じたのでした。


でもなぜか
多様性が苦手な日本人

日本人は国民カラー的には無宗教でも、多くは仏教を身近に置いた生活をしていると思うのです。
お葬式のほとんどは仏事ですし、手を合わせて拝むとか、死んだら仏になるなど、自然と根付いていると思います。

で、あれば、仏教が身近な日本人は多様性理解が得意なのでは…(?!
と、思うのですが、一転して日本人は“人と違う" ことをなかなか認められない国民性だなぁと感じます。

人と違うとは、大勢多数の価値観を持っていないということ。
少数派という立場です。

LGBTもそうですが、
障害とか、
病気とか、
夫婦別姓とか、
男女の性差とか、
何かに偏り、議論が尽きないテーマが多いもの。

これらから感じるのは、日本は、多くの人と違う状況や価値観を持った人を理解することが苦手な文化を持っていること。
人のこころない一言も多いですし、法整備も後手に回っているのかなぁと感じます。

仏教を改めて学び、多様性社会を考え直してみるのも良いアイディアだなと思うのでした。


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