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【時代小説を読んでいて感じた男女平等の感覚】

今日は“男女平等”のハナシ。
女性がなぜ蔑視されるのか…というところから、一つの推論をまとめてみます(^。^)


女性が蔑視される理由

男女平等を、とはいうものの、じゃんじゃんばりばり働く女性の割合は男性に比べて低いもの。

いろいろな理由があると思いますが、やはり男性より蔑視されやすい立場であることも理由の一つではあると思います。

一方、男女平等の言葉を拡大解釈してしまった女性の主義主張が行き過ぎているように見えることもあります。
どうも、中庸を見つけることができていない感じです。



女性が社会で活躍出来なかった理由

女性は男性より社会的に活躍できずに、歴史上は推移してますよね。
将軍も、皇族も、総理大臣も、民法も、すべて男性がベースです。
○○レディ、奥方などの言葉からも、女性は陰のものとして認識されているのがわかります。

生物学的に、女性は男性に比べると力が無いですよね。
平均的に体も男性より小さい。
骨や筋肉の厚さが、ひっくり返っても根底の造りが全く違う。

これが、女性が社会的な活動ができなかった理由なのではないかと思うのです。

ざっくり言うと、こういうこと。

太古の昔
:狩りなど、人や動物と争って食べ物を得る
→力仕事

平安時代のあたり:農地を開墾して食べ物を得る
→力仕事

戦国時代:戦い、領地を得て収入を得る
→力仕事

昭和:土方、建設、農業等で生活の場を一から興す
→力仕事

全て、男性の力が必要で、女性が生活の“主”になることがなかなか難しい世界観ですよね。


それでも独りで経済を回した女性

鬼滅の刃、いま遊郭編やってますよね。
あの遊郭は、女性の経済的自立が一時的にでも叶う場とも考えることができると思います。

ワタシが愛読している時代小説(垣根涼介さんの作品)でも、独りで生活する女性が描かれているのですが、地域でも高貴な殿方の相手をする遊女という設定。

“働いて”お金を得る術には身体的な“力”が必要なわけで、それができない女性にとって働く方法は限られていたのだろうなと感じるのです。

太古から社会の生産に“直接”寄与していたのは、やっぱり男性。


現代の女性は?

AIやPCの台頭、仕事の多様化
→力が無くても生産できる
→性別関係ない

こんな時代背景もあって、女性の進出が圧倒的に進んでいるのだと思うのです。

例えば、看護師さんとか、わかりやすいですよね。
何十年も前の看護師さんたちが頑張ったことも奏功して、今では男性よりも女性が辣腕を奮う場として社会的地位を得ています。

様々な仕事が生まれ、機械が力仕事を代行してくれるようになったためか、男性ばかりが“直接”生産できる時代は終わったのかもしれません。


とは言え、忘れちゃいけない?

女性が生産できるようになったし、女性は精神的に強いと言われるし、鬼に金棒じゃない。
…とも思えますが、力において男性の下支えがあることは頭に置いておく必要があると思うんですね。

精神でどんなに人を守れたとしても、突然野党に襲われたら敵いませんし、大災害が起こったときに誰かを担いで逃げることもできません。

やっぱりここは、男性によって守られる秩序もるのだということを、女性が認めることも必要かと思うのです。



ホントの男女平等?

ということで…

女性は本能的で力の求められる支えを男性から受けていることを忘れず…

男性はもはや自分たちだけが生産に関わる時代ではないことを自覚して…

お互いの立場を尊重することができると、本当の男女平等の世界が作られているのではないかと思うのでした。


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