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個展 『光景』 開催直前 ! 織田知里 インタビュー

パークギャラリーで 2023年4月12日(水)から個展 『光景』を開催する、イラストレーターの織田知里さんへのインタビュー。このインタビューでは、パークスタッフが気になる『織田知里さん』のパーソナリティにぐいぐい迫ってみたいと思います。

かとう:イラストレーターじゃなかったら何になりたかったですか?
 
織田:正社員ですね。ボーナスというものを手にしてみたいです。

たろう:『*パレットクラブ』に通うために住んでいたという東京の魅力と、石川の魅力を教えてください。帰省をすると決めたきっかけも知りたいです。

*パレットクラブ⋯第一線に立つ現役のプロフェッショナルから直接指導が受けられる、実践的なイラスト専門のスクール。
 
織田:東京の魅力はなんといっても、人もモノも店も多いところですかね。一歩外に出れば大きな広告が目に入ってきて情報も自然とたくさん入ってきます。本当に飽きない場所だと思います。

石川県は、自然豊かで穏やかな場所です。私の地元の山からはきれいな扇状地が見下ろせます。日本海側なので、太陽が海に沈む風景も魅力的です。
 
帰省の一番のきっかけは、お金がなくてそれが嫌になったからです(笑)。東京にいた時はとにかく絵を描く時間を優先しながらバイトのシフトを組んでいたので、多分もっと働けばそんなことにはならなかったと思います。ネット環境さえあればどこに住んでいてもイラストのお仕事が来くれば受けられるということを東京で感じる事ができたので、東京にこだわる必要はないかなと思い、とりあえず実家に戻ることにしました。

つぐみ:織田さんが好きなアーティスト、影響されている作品などはありますか?
 
織田:ゴッホやピカソの画集はよく図書館などで観ます。何回見ても飽きない魅力が詰まっているなぁと感じます。デイヴィッド・ホックニーさんも好きです。本屋さんでたまたま画集を見て一目でファンになりました。

そら:イラストレーターとしての野望はありますか?
 
今はとにかくいろんな仕事を経験してみたいです。締切に追われるのが憧れです。

めぐみ:筆に絵の具をつける時、どんなことを意識してますか?
 
織田:緊張しないように意識しています。まっさらのキャンバスに色を塗る瞬間もそうですが、失敗してもいい、失敗してもまだまだ絵の具もキャンバスも有り余っている、と、心のどこかで思うようにしています。

いのうえ:先日の連載で山に登りたいと言っていましたが目標にしている山はありますか?

織田:『ワクワクとソワソワ』の #4 でも紹介した『白山』に登りたいです。晴れていると頂上までくっきりと見えるので、白山の頂上からの景色はどんな風に見えるんだろうと想像したりしていますが、ちょっとキツそうなので、まずは初心者レベルの山を目指します。

かとう:織田さんから見たパークギャラリーってどんな印象ですか? スタッフの印象も含めて聞けるとうれしいです。
 
織田:実際にまだ行ったことがないのですが、SNS でパークギャラリーを知った時は、本当に楽しそうなギャラリーだなと率直に思いました。私自身、ギャラリーに限らずですが、小さなオシャレなお店や何屋さんか分からないけど気になるお店があっても、緊張して入れないことがほとんどで⋯。でもパークギャラリーはすごく開かれていてスッと入れそうだな、という感じがしました。スタッフのみなさんも、お店側の人という感じではなく、一緒になって楽しんでいるような雰囲気がすごく伝わってきます。

いのうえ:今回の個展の楽しみ方や織田さんのこだわりポイントを教えてください。
 
織田:一点一点違う光景と、そこから放つ空気感みたいなものを楽しんでいただけたらうれしいです。実際に描きながら、陽のあたり具合、風の強さ、気温などを意識しながら筆を動かしていたので、そこはこだわりの一つです。 

スタッフ一同:織田さんありがとうございました。東京で会えるのを楽しみにしています!

みなさんからの質問や意見も織田さんにつないでいきますので、気軽に DM やコメントください。そして、織田さんのひととなりがわかる連載『ワクワクとソワソワ』も引き続きどうぞおたのしみに。

織田知里 個展『光景』
2023年4月12日(水)〜 4月23日(日)
場所:PARK GALLERY(東京・末広町 / 湯島)
東京都千代田区外神田3-5-20
営業時間:13時〜20時 | 入場無料
定休日:月・火曜(祝日は営業)

織田知里(おだ・ちさと)
1989年 石川県生まれ 石川県在住
2013年 パレットクラブスクールイラスト基礎コース卒業
2014年 イラストレーターとして活動パッケージや Web、グッズなどのイラストレーションを担当

画材はアクリル絵の具、画用紙、キャンバスなどを使用して描いています。絵にしたいなぁと、思わせてくれるモノや風景に出会うことが楽しみの一つです。
https://www.instagram.com/odachisato

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