パリで活躍されている日本の方々、ありがとう

眼科にコンタクトレンズの処方箋を作ってもらいに行った。Optométriste(視力などの検査をしてくれる人)が途中まで話し方がきつかった。医療関係者が不機嫌、そんなことはよくある。

ところが、検査の終盤で私の名前を見て「あなたは日本人ですか」と聞かれ、そこから会話がはずみ「パリにある日本のパティスリーがおいしくて好き」と嬉しそうに教えてくれた。私は残念ながらまだ日本人パティシエのパティスリーを食べたことがなくて、その話題について深く話すことはできなかったけれど、食べてみたくなった。

パリの星付きレストランは日本人シェフによる日本食フュージョンのフレンチも多いし、日本に全く関係なさそうな星付きレストランでも出汁を使った料理が出てくることがある。
有名な日本人パティシエもパリに何人かいるようだ。

私はパリではいつも、外観だけだと”中国人”と思われるのだが、ひとたび日本人だとわかると相手の態度が良い方向に変わることがよくある。先人たちの行いで日本人のイメージが良いのは嬉しいことだが、その態度の豹変具合には、素直に喜べない複雑な気分にさせられる。

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