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休業手当、休憩時間 社労士資格試験勉強⑨2023年度 労基及び労働安全衛生法の分析 

選択式問題が終わり、いよいよ択一式に入ります。
択一式は、昼からの3時間半の長丁場の試験ですが、いつも時間が足りないくらい問題がたくさんあり、9つの法律(細かいものを入れると15から20あるかも)のそれぞれ5問の中から、1つの正解又は間違いを選んだり正答の組み合わせを選んだりするので、もしパッと見て正誤がわかればスッスッと進んでいくのだけれど文章をしっかり読んでいると、タイムオーバーになります。より効率的に解答を選ぶためには、無駄な言葉を飛ばしてポイントを見つけるのが良いと書いてある参考書もあります。だいたい頭に入ったら、飛ばすやり方をやってみようと思います。
問1.事例問題。賃金が支払われている労働者が使用者の責に帰すべき事由により半日休業した場合に休業手当はどうなるかという問題。 ここでは、労基の休業手当と労災の休業補償給付の違いがキチンとわかっているかが問われました。混同しやすい計算で、労災の場合は、(平均賃金−実労賃金)☓0.6  労基の休業手当は、平均賃金☓0.6と実労賃金と比較して、賃金が少なければ差額を払い、多ければ支払われないことになるので、この問題では、支払われないというのが正解でした。
問2.休憩時間の問題。
5個の解答のうち3つが組み合わせになっていて、☓を2つ見つければ正解が見つかります。アは運送業の休憩タイム、一斉付与の原則は適用されない。イ.一昼夜交替制勤務は2日の所定労働時間になるけど一回の勤務とと考えて、休憩時間は1時間以上で良い(問題には2時間と書いてあるので間違い)
この2つが間違いと早くわかれば、あとの3問は正解なので、合ってるか見るだけで時短できます。
前の2つが間違っていることは、めったにないので、実際はしっかり読んだ方が良いですね~
ちなみにウ.は休憩時間中の外出は許可もらうのは違反じゃないし、エ.休憩時間は勤務時間の途中ならいつでもOK。オ.昼休憩時間に来客当番になっていて来客が一人も来なくても労働時間となるので、休憩時間を与えたことにならないで正解。
問1も2も割と基本問題でしたので、落としてはもったいない問題でした。

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