【KUK_002】「ちびSOURS ドリンクアソート」(ノーベル)

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ここだけの話、僕はグミがすごく好きだ。
そもそも酒飲みなので、ふだんから甘いものを食べる習慣はほとんどないんだけど、グミだけは別で、たぶん週1は買っている。いや、ときには週2、週3のことも……。
なぜこんなにグミが好きかと聞かれたら、自分でもわからない。ただ、歳を重ねるごとに、なぜかあの、やりすぎとも思える果汁感や、過剰に演出された清涼飲料の風味などに、あらがえない魅力を感じてしまうのだ。ガム、アメ、グミのなかだったら、ダントツでとにかくグミが好きだ。
日々驚くほどの勢いで新商品が発売されるグミ業界のなかでも、僕がいちばん好きなのが「SOURS」。味、香り、食感はもちろん、周囲にまぶされたすっぱいパウダーの酸味感も絶妙にちょうどいい。
なかでもこの「ちびSOURS ドリンクアソート」のバランス感覚は飛び抜けている。そもそも、僕が好きなグミの味ベスト3は、コーラ、ソーダ、メロンソーダで、その3種類(ソーダではなく「ラムネ味」となっているけど、方向性はソーダ味で間違いない)がすべて入っている時点で「神グミ」だ。いやむしろ、「ちびSOURS ドリンクアソート」のおかげで僕の好きなグミの味ベスト3がそれになったと言ったほうが正しいかもしれない。
ちなみに、最近出たカバヤの「タフグミMEGAサイズ」の3種の味が、まさにコーラ、ソーダ、メロンソーダで、このタフグミシリーズは個人的にかなり好きなのでかなり期待して買ったんだけど、メロンソーダ味の純粋な味の好みで言うと、やはりちびSOURSに軍配が上がるのだった(個人の感想)。タフグミはやっぱり、メガでなく通常サイズのほうの、よくよく考えるとよくよくわからない「エナジードリンク」味にその持ち味があると思う。
さて、そんな「ちびSOURS ドリンクアソート」だが、最後のひと味「レモンスカッシュ」が、僕にとっては不要なのかというとそうではない。コーラ、ソーダ、メロンソーダに比べると若干地味に感じてしまうレモンスカッシュ味。そのちょっとした箸休め感がないと、「ちびSOURS ドリンクアソート」のバランス感覚は成立しないからだ。


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