【018】ニセキムチ天
大阪に「但馬屋」という居酒屋があり、その素晴らしさについてはこことかここに書いています。
非常にメニュー豊富なお店なのですが、中でも個人的に「これを食べなきゃ大阪に来た意味がない!」とすら思える一品が、
これ。
キムチの天ぷら。
お店のお姉さんが開発したメニューらしいのですが、このありそうでなかった組み合わせが最高にうまい!
水気をよく切ってから揚げるのがポイントだそうで、確かに全然水っぽくなく、サクサクっとした食感に仕上がっており、そして衣のすみずみにまでキムチの旨味がいきわたっていて、つまみとしてポテンシャルが非常〜に高い。
また添えられたマヨネーズが追い打ちというか「カロリー大丈夫なの!?」って心配になるけどよく合うんですよね。
かのラズウェル細木先生も、某テレビ番組出演時、
このように絶賛されていたほど。
その中で先生も「はがれて落ちた衣の一粒一粒までうまい」という由の発言をされていましたが、僕もその通りだと思います。
ところで、以前但馬屋でキムチ天を味わっていた時、「この衣のうまさ、何かに似ているな……」と思い、チビチビとかじっては必死で思い出そうと努力した結果、ある結論にたどり着きました。
これだ!!!
この、ほぼ衣だけみたいなのにものすご〜く旨味が過剰で、つまみになる感じ。
似てる!
というわけで、「いかの姿あげ」を使って気軽にキムチ天の気分だけでも再現できないかと実験してみました。
■材料
・いかの姿あげ
・キムチ
・マヨネーズ
■作り方
いかの姿あげ1枚の上に、食べやすいように細かく刻んで水気を切ったキムチを乗せ、上からマヨネーズをかける。
完成!
■感想
但馬屋のキムチ天の足元にも及ばないが、素材の組み合わせ自体は間違いないので、全然つまみになる。
が、わざわざ晩酌の時にまたこれを用意するかと聞かれると、大いに疑問が残る。
駄菓子にマヨネーズをかけるという行為は背徳感をともないますし、そういえばマヨネーズ風味の「マヨイーカ」とかもあった気がするので、マヨネーズをかけるのではなくて、そっちを使った方がいいかもしれないですね。
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