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流しは主体的かつ受け身で、おもてなす!

この「流しの仕事術」は仕事の起こり、

つまり「仕事を作る」営業の地点から、

最終的な接客サービスにいたるまで網羅してあります。

網羅してる、といっても何ら常識があるわけではなく

私がただ経験したことを、術や教訓と称して書いております。

いろいろ経験して私は知恵を得ました。

できれば毎度リアルタイムで発揮したかった知恵です。


ただ

私でなくても、誰でも流しをやり、それを続けるならば

生き残るための知恵や勘をゲットするでしょう。

そして、それは私の培ったものとは違う風になると思います。


あるとき、私の紹介で流しを始めた音楽家の、

流し現場を見たとき、衝撃を受けました。

「自分の場合とまるでノリが違う!」

(かつて流し組合の融和が保たれていたころは勉強会などあった)

人によって売り方も違うし、相手にする客層も違うのです。


だから、大多数の他の仕事の皆さんに

私の仕事の気づき、そこから編み出した方法を、それはそれとして

楽しく読んでいただき、そのうえで感じていただきたい!

何をか!?

それは流しの前任者や前例がないゆえ、私が進歩したこと。

つまり

私が、より主体的に学べたこと、をです(スポンジ状態で)!


マニュアル本を書いておきながら何ですが、

本人の目的が絞れており、その主体的な動きを常にキープできていれば

つまらないマニュアルは不要なのです。

「いつやるの?今でしょ」

遅ればせながら私も大変共感しております。


私は流しにおいて、

自ら仕事をつくるべくスタートした時や場所が変わったとき

最も主体的になれました。

自らレールを敷いてスタートし、いざペースできてくると、

それは他人が作ったも自分が作ったも大差がなくなります。

進みだしたら、今度は、誰が作ったレールか、ではなく

歩いている現在の動きが主体的(ちゃんと意志を持っている)

かどうか、が重要になると強く思います。


仕事の受けたり、こなしたりする時に

「主体的」な意識がないと

なんだか働かされている感が強くなります。

自由な感じの流しも、リクエストの受け手で、同じです。

そして世の多くの人が「仕事を受けて」おられますね。


これは流しをする日々の中で作った歌の一つです。

       

「釣り」 

 沖を船が横切ってゆく   歯磨き粉みたいな白い波 

 晴れ渡る 釣り日和  月一の休日   

 おいで御飯の時間だよ、  波間に釣り糸を垂らせば 

カモメ達も餌をねだる  菓子パンを投げてやる 

バケツの中でだって泳ぎ続けている 

コイツはイキがいい 選ばれし者よ  

誰も皆 ありのまま  いたいのに いつの間に思う壺 

もしオレが腹ペコの 魚でも釣られたくはない 


薔薇に棘があるように フグに毒があるように 

蟹に鋏があるように ヒトに何があるの 

夕日を浴びながら 水面が揺れている 

 お前も帰れ 大きな海へ 

誰も皆 ありのまま 愛したい 自分を誰かを 

もし俺が知恵のない 男でもあと少し勇気がほしい 

日が暮れる日が暮れる 

 どこまでも逃げてゆけ このゲームから 

 沖の果て海の果て 地平線を越えてゆけよどこまでも       



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