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お39話・女の子におんぶしてもらいたい男子~胸の谷間に目が留まって女性におんぶの縁

 駅前ビルの2階にある定食屋の窓側の席にいたボクは、何の気なしに
外を歩いてる人たちを眺めていて、まあ、どうしても女性に目がいってしまうのは、男としては機能正常だよね。
 そんなふうに窓の外を眺めていると、ボクの目に留まったのは、ちょっとエロそうな女性の胸の谷間が見えたときだった。自分の今までの人生で、女性の胸の谷間に感じたことはなく、どちらかというと、胸にはあまり心躍らない男子だったので、2階の窓辺から見つけた谷間にドキッとしている自分自身にびっくり。
 もともとボクは、女性自身が自分のエロさを意識的にアピールしてない自然なポーズや画角にこそ、エロさを感じる傾向が強い・・、後ろ姿、歩く姿や走る姿、荷物を持ち上げる姿や携帯スマホに熱中する姿、疲れてただ座ってる姿なんかも。
 つまりボクが2階から見つけた谷間女性は、なにも自分の胸を意識してアピールしていたわけでなんかなく、ましてや2階から目線なんか意識してはいない。その自然体ゆえ「良いもの見たぁ」というお得感にドキッと「今日はいい日だ」と。で、もっとも「お得」と感じたのは、女性の胸の魅力に開眼できたこと。今後の街歩き人生における、好きなこと楽しいことドキドキワクワクすることが増えたこと。
 この新たに獲得した新規フェチ感覚の芽を失いたくない育てたいとの思いから、救急電話の心境で、友人巨乳女性のミイちゃんに電話した。この連載のお25話の女の子である。ミイは同日中に会う時間を作ってくれた。ボクのこんな緊急ワガママを受け入れてくれる女友達がいてくれることに感謝。
 ミイの胸を触りながらおんぶされたい願望なので、公園など人目のある場はよくないだろうとおもい、カラオケボックスにした。平日の昼間なので広めの部屋に入れた。テーブルを寄せて、おんぶで歩いてもらうスペースを広めにとる。
 ミイはボクのワガママと性癖を受け入れてくれてる素敵な女の子、ボクは前述の事情を話し、ミイにおんぶしてもらってる体勢から自分の両手をミイのおっぱいに触れるところまで下げた。指先が、ミイの柔らかい胸にシャツの生地越しで触れただけで、ボクの全身にドックンッと衝撃が走った。
 女性のおっぱいは柔らかいなんてことは、さすがのボクでも知っていたし体感もしていた。おんぶの体勢から女性の胸に手が触れたくらいのことは何度もあったとおもう。にもかかわらず、今回、ミイの身体からのみ感じたこのドックンッ衝撃はなんなんだろうか。
 カラオケ室内をミイは歩き回ってくれてる上に乗ったままボクは考えた。両手で触れてる胸のやわらかい感触が、ボクの手先から全身に伝わり、ボクの全身が、やわらかく包まれている感触になっていた。ミイの身体全体が、胸のようにやわらかい、そんな柔らかい女性の身体に乗ってる感触。
 ふかふかの羽根ぶとんの上に乗って安らかに眠れそうな感触。ミイからは「寝たらポイって捨てるよ」と言ってきた。なぜ、、わかったんだろ??・・・ボクの指先からミイの胸へ??

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