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お41話・女の子におんぶしてもらいたい男子~プライド高い女性にお馬さんしてもらった

 国際派インテリ女子のユキエとまた会う機会を得た。お11話でボクをおんぶしてくれた小柄な美人女性である。また、なんとかしてボクをおんぶさせれないだろうか、とあれこれ考えたのだが、そのチャンス無いまま、座敷席の居酒屋に入った。
 飲み食いがあるていど進んだところで、ボクは、ユキエの隣に座り
「なぜ、ユキエさんは、こんなに美人なのに、女の魅力を武器にして、男を狂わせるっていうようなことをイヤがるのか?」と訊いた。
「べつに、イヤがってなんかないですよ、うまくできないだけです」とユキエ。ボクは「こういう姿勢とってみて」
と頼み、ユキエの両手を座敷の畳上に突かせ、四つん這いの姿勢にさせた。
「あっ、ほら、この姿勢、ユキエさん色気素晴らしいよ」
「お尻を高い位置に、腰は低くして、腕はまっすぐに伸ばして、そうそう。この腰のとこだけが低くたわんでる背中のこの曲線。女性ならではのこの曲線が、ユキエさんの曲線、たまんないよ、素晴らしい色気」
 ボクは、四つん這いになってるユキエの背中に触りながら抱き着いてるように思わせて、ユキエの腰のたわんで低くなってるところに跨って座った。ユキエは
「重いよ、乗っかってるでしょ」と。
「乗ってないよ」
「私の背中の上で、なにやってんの?」
四つん這いになってるユキエには、自分の背中の上のことは見えないので、見えないのをいいことに、ボクはお馬さん乗りして、自分の全体重を、ユキエのキュートな腰に乗せていた。
「ユキエさん、腰を上下させてみて」
「なんか乗られてるみたいに重いけど」と言いながらも、ユキエは腰を上下させてくれたので、腰に跨ってドッカリと座ってるボクの身体も上下させてもらえるのが、乗り心地快適。プライドのお高いインテリ女子をお馬さんにしてるのが、これまた、たまらなく萌えちゃう。
 腰を上下させてるなかでも、腰をもっとも低い位置に、たわませてくれてるときの、乗り心地の気持ちよさが絶品なのは、ユキエのふだんからのキリッとした姿勢の良さ、反り腰ぎみの姿勢の良さの賜物か。 ユキエの細い腰に跨ってるボクの股間が、前後からユキエの肌に圧迫される感触がいい。
 自分の全体重を乗せることで宙に浮いた両足は、足の裏をユキエの太ももに密着させることで、ユキエの体温の暖かみを足の裏で感じるのがまたいい。
「ユキエ、歩いてみてよ」
「やっぱり乗ってるでしょ」
「うん、ついつい乗りたくなっちゃって。。お馬さんみたいに、歩いてみてよ」
 ユキエは「わたしM女じゃないよ」と言いながらも、4~5歩ほど前進してくれ、
「もうムリ」と、ペシャンと潰れてしまった。
「ありがとう。ユキエさんのようなプライド高いインテリ女性にお馬さん乗りさせてもらえた、というブランド女性の魅力に、びんびんに感じちゃったよ。ありがと」
「わたしは、なんで私こんなことやってんだろって・・・」
「それはユキエにも自分の女性としての魅力に男が感じること、女として喜べる心があるってことで」
「わたし、ぜんぜん喜べてないよ、いま」
「ボクがこんなに喜んでる、それはユキエの女としての魅力が、目の前のひとりの男を喜ばせてるんだよ。そういうのってダメ?」

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