【第0655稿】改めてIKUSAの意義について問う
一井慎也プロの優勝で幕を閉じたらしいIKUSA。
らしい、という伝聞系なのは、
一切観ていないから
である。胸を張って言えるようなことでもないし、見ていないものに対してあれこれ言うのもお門違いな気もするが、そもそも観なかった理由が
意味が分からなかったから
だったということを改めて言っておきたかった。
なんでMリーグ大好きの俺にこの大会が刺さらなかったのか。
この大会が何のためにあるのかが分からなかったからだ。
一応、EX風林火山の控え選手を決める大会だ、というのは耳にしていた。ただ、現存する選手が辞めた時のという条件があって、誰も辞めなかったら優勝者はスペシャルスパーリングパートナーになれる、ということらしい。
スペシャルスパーリングパートナー。略してSSP。
要するに代走要員ってことだろ?
一井プロのことをよく知らないが、調べてみたら連盟のA1リーグに所属しているトッププロらしいじゃないか。そんなプロが優勝してSSPになるっていうんだから、きっとEX風林火山の選手の「じゃあ今日は多井さんみたいに打って」とか「クマクマタイム発動してみて」みたいな無茶ぶりにも応じられるんだろうね。じゃないとSSPとは言えないもんね。
ところでSSPってギャラは出るのだろうか?もちろん出るよね?だってSSPだっていうくらいだから、きっといつもEX風林火山選手のそばにいて「おいちょっと殴らせろ(麻雀的な意味で)」って言われたらすぐ「ハイッ!どうぞ!」って言わなきゃならないんでしょ?
結構過酷な労働条件な気がするんだけど。
EX風林火山側から見たら、A1クラスのプロを囲うことが出来て、その上好きな時に好きなだけスパーリングの相手をしてもらえるんだからいいことづくめ。でも本人からすると「なんかいいように使われてない?」って思うんじゃないかな。
そこまでしてもEX風林火山に選ばれる可能性は高くない
わけじゃん。むしろSSPの席にしがみついていたら他のチームには入れないでしょ?でも選手の誰かが「辞める」って言わない限り、あるいは「クビ」にならない限り、ずっとSSPのままなんじゃないの?
SSPだってもしかしたら毎年入れ替えがあるかもしれないじゃん。だとしたら、今年のBEASTJapanextチームのドラフトに絶対選ばれない位置になっちゃったことの方が一井プロにとっては不利なんじゃないの?
なんか、多分。
俺がIKUSAを観なかったのって、そういうことを何となく察知していたからなのかなーって思う。実際、BEASTJapanextのオーディションの方が10倍くらい視聴者が多かったんだよね?
ってことは、みんなも何となく察していたってことじゃんね。
これはもう…。
本当にこの大会に価値があったんだろうか??????
と疑問符がたくさん出てくるよ。
優勝した一井プロに幸多からんことを願うばかり。
あと、個人的にあそこまで奇抜なファッションだと、ちょっと俺の好みには合わないなーって思ったり。顔につけていたウネウネしたヤツ、あれ何?メガネなの?そんでなんでツルの部分にピカチュウぶら下げてんの?なんでカービィのパーカーとか着てんの?趣味?
あれを個性と呼んでいいのだろうか…
特定の衣装で個性を出すプロはいるけどさ。なんか、ね?
いや好みの問題なのでこれ以上は言わないでおこう。
俺の感覚には合わなかったというだけのお話。
さ。今週末はBEASTJapanextの準決勝、来週末は決勝ですよ。
個人的に推したいプロは2人ほどいるけど、どうも俺が名前を出したらそのプロが負けそうな気がするので、名前は出さないでおきます。
優勝した後「推してたんだよー!!」って言うかもしれませんが、後出しじゃんけん的なものじゃなく、「先に言うと負けていたかもしれないから」という理由があるってことだけ覚えておいてもらえれば。
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